memories__① (ページ24)

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いつものファミレスに入ると、7人というなかなかの大人数で行ってしまったこともあり、4人席が2つあいているものの、離れた場所なので2組に別れればすぐ案内できるとのことだった。

桃子「んじゃ男女で、」

『翔也！豆ちゃん！あっち空いてるって！！！』

桃子が男女で別れようとしていたが、勝手に押し切り、

桃子、麻衣、汐恩くん、大平くん

私、翔也、豆ちゃん

の2組に別れた。

そもそもこれは私の恋愛事情を話すためのご飯のはずなのになぜ私は今2人の恋愛を応援しているのだろう。

頭の中の疑問は深く考えないことにして、テーブルに置いてあるメニューをとった。

『んーオムライスおいしそう！！

あ、でもピザも食べたいなぁ。

うーん食後のパフェも捨てがたい、、』

翔也「めっちゃガチで選ぶやん」

『うるさいよ！』

豆原「俺ピザにしようと思ってたから1切れ食べる？」

『いいの？！』

やっぱり豆ちゃんは優しいなぁ。

豆原「どのピザがいいの？」

『え！そこは豆ちゃんの好きなのでいいよ！』

豆原「俺迷って決めれないからA決めてよ」

『えーそれじゃマルゲリータ！

翔也は決まった？』

翔也「俺ハンバーグにするわ」

全員の注文が決まったので店員さんを呼んだ。

「マルゲリータと、オムライスと、ハンバーグとライス、あとドリンクバー3つと、チョコレートパフェ1つ。」

翔也「は、お前ガチでパフェ食うの？」

『え、当たり前じゃん』