memories__① (ページ21)

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奨日曜だけど、11時くらいに着く電車で行くけど大丈夫?

あ、そうだ。

そういえば日曜日奨とデートするんだった。

、、ってまだデートじゃないか。

にやける顔を必死に抑えながら了解の返事を打っていると、横から視線を感じる。

『…何？』

麻衣「その人が例の雰囲気イケメンかぁ」

桃子「え！日曜日デートすんの！」

『いや勝手に見ないでよ！！』

翔也「へー、デートすんのか」

『なんで翔也がいるの！！ちょっと豆ちゃん？！』

翔也「豆ならトイレ行ったぞ」

『あー！もう！！』

麻衣「もうめんどくさいから翔也いてもいいよ、、」

『てか今何時？』

桃子「もうすぐ6時！」

麻衣「そろそろご飯行くー？」

翔也「おお行くかー」

『なんであんたも来るのよ』

翔也「あ、汐恩ちょうどいいとこに！！みんなで一緒に飯行かね？」

『聞いてないし、、

え、ちょっと誰に声掛けてんの、、』

汐恩「え、軽音の中に俺入ったら邪魔じゃね？」

翔也「いいじゃん！気になるなら卓球部の他の奴も連れてこいよ」

どんどん進んでいく話に首を突っ込む余裕もなく、不安になって桃子を見るとガクガクに震えながら麻衣に支えられていた。

汐恩「俺お邪魔しても大丈夫？」

『え！あ！どうぞどうぞ！！！』

汐恩「じゃあ接点ある人のほうがいいだろうし俺大平連れてくわ！

着替えるから15分くらい待ってて」

…ん？

今大平って言ったよね？

慌てて麻衣を見ると桃子と2人でお互いを支え合っていた。