キヨレトの話。

翌日 ページ11

「腰、痛い！
やりすぎやアホ！」


腰さすりならよろよろと歩くレトさん。



「ごめん、レトさん可愛かったから。

ケーキもありがとな。美味いよ」



その横でケーキ食べながら見てる俺。



そのケーキがすっごい美味い。

レトさんが作ってくれたと思うと余計美味く感じる。




「可愛くないわ！もう！




あ、そういえばさ、なんでキヨくんは
俺が女の人といたの知ってるん？」




「ん？ああ、それは…」









……いや、レトさんの後を追ってたなんて言えない。



絶対怒られるよなあ…




「それは？」


「そっ、それは……」










「……まさかとは思うけどさ、


俺のあと、つけたりしてないよね？」



「いや、えと、そ、それはどうでしょう？」




「……今日1日俺に触れるの禁止。」



え、それは死ぬ。


「だめだよ、俺死んじゃう」


「ゆるさん」


「ああああああああああぁぁぁぁ……」






わたくしキヨ、人生終了のお知らせ。

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