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なぜここに彼女がいる？
今日は平日だし、わざわざ学校を休んでまで逢いに来た？
これはもう俺に脈アリ………関根「顔出てますよキナさん」
木浪「こんにちは〜。わざわざありがとう」
「兄がすぐに渡してこいと言われたので…」
「そんなすぐじゃなくても良かったのに。学校休んだんでしょ？早く学校行きな。」
どうして俺は彼女を急かそうとしてるんだ？
本当は…この暇な時間を彼女と少しでも長く過ごしたいというのに。嘘をついてまで……
「今日、学校お休みなんです」
木浪「えぇっ」
「なんか、創立記念日とからしくて」
木浪「そうなんだ、俺も暇でさ…お客様全然来ないし予約してる人もおらんかったからさ、丁度良かった。」
熊谷「木浪さん発注書早く書かないと佐川さん来ますよ」
木浪「あ…そうだった〜ごめんね！これありがと！」
「はい、」
熊谷さんはこれ以上話さないでくださいと言わんばかりにクールな顔で木浪さんをバックヤードに追いやった。
と思ってた。それは一瞬の出来事だった。
熊谷「はじめまして。熊谷敬宥です。」
「は、はじめまして、中野Aと言います。」
熊谷「知ってるよ。拓夢の妹でしょ？」
「は、はい」
熊谷「……拓夢と違って素直な子なんだね」
「お兄ちゃんは確かに素直じゃないですもんね」
熊谷「違う、、そうじゃない、そうじゃなくて」
熊谷さんが微笑んだ。
不思議な感覚に陥る。
京己くんにも木浪さんにも無かった感情が芽生える。
熊谷「なんか可愛いな」
「…いえ、可愛くはないです、」
熊谷「ううん、めちゃめちゃ可愛い」
更に複雑に絡み合う
それはやがて修羅場へと変貌していく。
＿＿＿＿昼過ぎ
午後から来る店員さんが到着した瞬間、熊谷さんは「お昼食べいってきますー」と木浪さんに伝えてGUCCIの財布を片手にお店を出ていった。
人気のない場所で待っててと熊谷さんが言うから
そこで待っていると微笑みながらやって来た。
熊谷「へぇ。木浪さん好きなんだ」
「……別に、好きじゃないですよ、」
熊谷「あの人純粋だから気付かさせないようにさ」
熊谷「俺の彼女のフリしてよ？」
「ダメです。私、彼氏がいるので」
熊谷「彼氏いんだ。なら別れるまで待ってるよ。」
「…え」
熊谷「俺、Aが好き。」
「…え、でも、私、……」
熊谷「これ俺のLINE。木浪さんには内緒ね。」
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miraijackeie(プロフ) - ときめきます！！ (10月16日 1時) (
レス) @page41 id: 6e7eb32ae7 (このIDを非表示/違反報告)
u(プロフ) - 気軽に感想を送って頂けるとモチベーションが上がりますのでぜひ送ってください~( ◜ᴗ◝) (10月15日 21時) (レス) @page41 id: 16fca15840 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：u | 作者ホームページ：http://instagram.com/___wake.u?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==
作成日時：2023年8月28日 8時
