検索窓
今日:9 hit、昨日:1 hit、合計:154,858 hit

物事は計画的に派?無計画的に派? ページ44

「すいませーん」
「はーい」

隊員食堂の厨房だった。

「私、以前隊員食堂の厨房任されてた桂木です」
「あぁ!お話は聞いてますよー。なんでも鶏そぼろ丼でこの隊の男達の胃袋わしづかみにしたとか…」
「え、そんな話になってるんですか?わしづかんだ覚えはないんだけどな…あの、今日はお願いがあってきました」
「お願い?」
「はい。今から1時間、厨房をお借りできませんか?調理台とコンロ1つあれば十分なんですけど」
「厨房を?まあ、もう3時半だからお昼のピークはすぎてるけど…なにか作るの?」
「ちょっとした、プレゼントといいますか。お世話になっているお礼みたいなもんです」
「そう…わかったわ、私も夕食の仕込みとかでうろうろするけど構わない?」
「もちろんです。ありがとうございます」

よかったよかった。一安心しながらもスーパーと百均で買ってきたものを取り出した。

それから1時間。調理を終えて片付けも済ませた私は、新しい厨房のおばちゃん(名前は神崎さんというらしい。『おばちゃん』なんて言葉とは無縁の綺麗な女性だった)にお礼を告げて、荷物を持って部屋へと戻った。部屋にかけられた時計の時間を確認する。

「5時前か。計画通りー」

机に荷物を置いて、自分専用となったマグカップを手に取る。部屋でなにか飲むときは、パックのジュースもしくはコーヒーやココアをマグカップに入れて飲む。そのため、郁ちゃんや麻ちゃんにも専用のマグカップがある。

「んー今日はアイスココアにしよ」

冷たいココアを飲んで、机に荷物を広げていく。さっき作ったやつと、箱がいくつか。リボンやらテープのりやら紙袋。全部百均である←

「郁ちゃんと麻ちゃんが帰ってくるまでに終わらせよう!」

6時―――。

「たっだいまー!」
「おかえりぃー」
「あぁー疲れたー」

帰ってくるなり倒れこむ郁ちゃん。

「おつかれ」
「もー明日から訓練だってのに手加減ナシだよ!?ちょっとくらい楽させろっての!」
「へいへいわかったわかった」
「あんたの苦労なんて私からしたら、『堂上教官からのめかけ行為』よ」
「そうそう。あ、奥多摩では私が2人を観察しようか。向こうにいってるあいだは、麻ちゃんの観察も及ばぬところアリ、でしょ?」
「そうね、A、頼むわ」
「がってん承知」
「ちょっとなんの話ぃー?」
「気にすんな。ほら早く着替えて!夕飯、教官達と約束してるんだから」
「はぁーい」

―――――
なんか飛ばしてばっかだなあ←

心理戦は強い派?弱い派?→←本は一気に読む派?わけて読む派?


ラッキーカラー

あずきいろ


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (90 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
118人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

kaka(プロフ) - あやかさん» うんうんw逃避したいww (2013年3月28日 20時) (携帯から) (レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)
kaka(プロフ) - 銀さん» コメありがとうございます!がんばらさせて頂きますw (2013年3月28日 20時) (携帯から) (レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はじめまして〜♪kakaさんの小説めっちゃ面白いですね!これからも頑張ってください! (2013年3月27日 18時) (レス) id: 9001ea0928 (このIDを非表示/違反報告)
kaka(プロフ) - あやかさん» wwうちはまだ数年、勉強しまくらなあかん〜…主ちゃんマジ憧れるw (2013年3月27日 8時) (携帯から) (レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)
kaka(プロフ) - あやかさん» 激しく同意ww全くだ、小説で勉強が身につけばいいのに← (2013年3月23日 16時) (携帯から) (レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:kaka | 作成日時:2013年1月11日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。