図書館戦争 トリップ少女とライブラリータスクフォース

本は一気に読む派？わけて読む派？ ページ43

「パソコン技術はもう見せれたし。次見せるなら運動神経かなあーみたいな」
「堂上教官、よく許可しましたね」
「こいつには訓練中の食事も作ってもらうからな、多少の希望はきいてもいいだろう。それに、こいつの運動神経がどれほどのものなのかは気になるところだしな」
「なるほどー…ってことは、訓練中はずっとAの料理食べれるじゃん！やった！」
「にゃははー。栄養考えてがんばるよ。それじゃ、明日６時半に隊員食堂で」
「オッケー、じゃあまたね」
「じゃあな」

次の日、朝６時―――。

「行ってきまーす」
「６時頃戻ってくるわー。出かけるときは鍵してね」
「あいあいさー。いってらっしゃーい」

郁ちゃんと麻ちゃんが仕事に出かけ、私は堂上教官と小牧さんに借りていた本を出した。１冊３００ページはくだらない。

「んんー、全部で５冊か…。がんばりますか」

それから５時間。あいだに休憩をはさんだりもしつつ、ほぼ一気に読み切った。分類法って結構複雑なんだな…こりゃあ郁ちゃんも苦労するわ…←

覚えたての分類法やら武蔵野図書館、メディア良化法に関する知識をブツブツと呟きつつ、財布と携帯をとって寮の子にもらった鞄に突っ込む。財布には昨日の買い物で余った３０００円が入っている。部屋をでて鍵を閉めた。

「とりあえずお昼〜♪」

今日のメニューはなんだろう、と期待に胸を弾ませつつ食堂へ向かった。

「わーおペペロンチーノがあるじゃないですか…！しかも食後コーヒーつき…！」

なかなかハイレベルなメニュー出してくれるじゃないか武蔵野図書館…！←
ペペロンチーノ、そしてコーヒーを満喫。新しくやってきた食堂のおばちゃんに、ごちそうさまと言い置いて、一度寮へ戻った。寮監さんに外出届を提出して基地の外へ出た。

「こっちきてから一人で外出するの初めてだなー。っていってもまあスーパーと百均いくだけだけど」

スーパー到着ー。ってか今日が日曜でよかった…。だって平日の真昼間に女子中学生がスーパーいたらどんな目で見られると思う…！？おー怖…。続いて百均！

「つくづく思うけど…便利だよな、百均」

思わず呟いた。うわ、ひとりで百均きてぼそぼそ独り言とか、キモいぞAよ←

うん、おっけー。あとは帰って作るだけ！もう３時だし、今なら大丈夫っしょ。
急いで寮に戻って、帰宅届をだし、鞄を部屋に置いてある場所へ向かった。

それは―――

―――――
主ちゃんが何をするのか、皆さん大体わかりますよね！←

物事は計画的に派？無計画的に派？→←買い物はみんなで派？ひとりで派？

ラッキーカラー

あずきいろ

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