図書館戦争 トリップ少女とライブラリータスクフォース

コンコルド派？バレッタ派？ ページ39

「う〜ん、皆予想以上にくれたわね…」

部屋に戻り、衣服を整理するのは結構大変だった。

お菓子を次から次へと口に放り込みながら、もらったおさがり衣料品を整理していく。皆、『安かったから買ったけど合わせる服がない』『親が仕送りで送ってきたけど趣味に合わない』『着れると思って買ったらサイズ小さかった』などなど、様々な理由でお蔵入りとなった服、靴、鞄、アクセを譲ってくれた。

ちなみに、私の顔を見た彼女たちは一様に、『今度料理教えて！』と言ってきましたよ←

「えーと、私と笠原のあげる分も合わせて、スーツ３着、トップスが８着、スカートとパンツ合わせて５着、ワンピース２着、靴６足、鞄４つ、アクセが、ヘアゴム系が３種類、ブレスレット、ネックレスがそれぞれ２種類」
「すごいね…」
「なんかいろんな人に感謝だよ」
「靴と鞄は、結構いろんなタイプでくれたから買わなくても大丈夫でしょ。部屋着も買わなくていいわね。トップスとパンツはちょっと洒落たやつがもう少しほしいかなー。あとはシュシュとコンコルドが２つずつくらいかしら」
「トップス、パンツ３着ずつ、シュシュ、コンコルド２つずつとして…一万四、五千円てとこかな？」
「奥多摩訓練用に、ジャージほしい。それから、体育館シューズみたいなの。安いのでいいんだけど」

屋内訓練に参加するならジャージは必須。そして新体操じみた訓練があるのなら、体育館シューズ的な靴もまた必須だ。
麻ちゃんがメモ帳へどんどん買うものを書いていく。

「そんなもんだろうねー。じゃあ残りは寮で暮らすのに必要なものと、泊まり用品？下着もいるね。あ、ＵＳＢ！２つくらいあると嬉しい」
「寮暮らしと泊まりに必要なもの…んー、タオル、風呂桶、スリッパとか？」
「財布もいるんじゃない？」
「え、私がこの世界で現金持つことなんてあるの？」

働いた給料は、一瞬でここで暮らす生活費となるんだから、私が現金を持つことはないはずだけど。

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いっぱいもらったね←

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ラッキーカラー

あずきいろ

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