空手派？柔道派？ ページ30
「そうですね、名前をつけるなら…『図書特殊部隊特別マネージャー』ですかね」
「特別マネージャー…」
「はい。特殊部隊ではその名の通り、特殊な任務を担うことが多くあります。そのサポートをしていただきたいのです。訓練合宿時など、隊員は外へ出て訓練をし、さらに食事を作ったりテントを張ったりしなければなりません。ですが皆疲れていて、食事には栄養価に偏りがでてしまうんです。食堂で食事をつくってくれている方々が訓練についていければよいのですが、訓練所へいくまでの体力がある人がなかなかいないんです」
私なら料理できる上に、空手の段数を持っているから体力もあるだろうということか。
「それに今、特殊部隊には笠原さん以外に女性がいません。桂木さんがいれば笠原さんも安心でしょう。柔道などの訓練でも、笠原さんは女性隊員では相手ができないという事態が起きていると聞いています。空手の段数を保持している桂木さんなら相手もできるんじゃないですか？」
実際、郁ちゃんは女じゃ相手できないからと組み手をした堂上教官にドロップキックをかましている。そして腕ひしぎを返されている。
「あっそれは確かに。今はまだ野外訓練が行われてないからアレですけど、実際行ったとき女子いないとどうなんだろう、ってずっと思ってたんです」
「もちろん、身の安全は保障しますよ。桂木さんの事情から、学校に行くというのも少々難しい話でしょう。手続きが面倒ですし、なにより桂木さん自身のことをほとんど学校に教えられませんからね。ならばうちで働いてもらおうと思ったのですが」
嘘だろィおいおいおい←
「喜んで引き受けさせていただきます！全力で！こっちからお願いしたいくらいです！」
「決まりですね。では食堂のほうの人員を増やさなければいけませんね」
「それなら、先日非常勤でなら派遣できるといっていた後方支援部の企業に常勤にできるよう頼んでみましょうか。無理だったとしてももう１人くらい、見つかるでしょうし」
「そうですね、お願いします」
「やったあ特殊部隊にAちゃんが入った！」
「でも表沙汰にしないほうがいいね」
「なんで？」
「私がトリップした事、ほかの人には話さないほうがいいでしょ？で、私は本来義務課程の修了していない子ども。私が特殊部隊のマネージャーとして働いてるってことにしたら、周りの何も知らない大人はどう思う？」
「あ、そっか…『学校へ行かせろ』っていう人も出てくるよね」
―――――
ふうう←
ラッキーカラー
あずきいろ
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kaka(プロフ) - あやかさん» うんうんw逃避したいww (2013年3月28日 20時) (携帯から) (
レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)
kaka(プロフ) - 銀さん» コメありがとうございます！がんばらさせて頂きますw (2013年3月28日 20時) (携帯から) (レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)
銀(プロフ) - はじめまして〜♪kakaさんの小説めっちゃ面白いですね！これからも頑張ってください！ (2013年3月27日 18時) (レス) id: 9001ea0928 (このIDを非表示/違反報告)
kaka(プロフ) - あやかさん» wwうちはまだ数年、勉強しまくらなあかん〜…主ちゃんマジ憧れるw (2013年3月27日 8時) (携帯から) (レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)
kaka(プロフ) - あやかさん» 激しく同意ww全くだ、小説で勉強が身につけばいいのに← (2013年3月23日 16時) (携帯から) (レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kaka | 作成日時：2013年1月11日 19時
