ハゲ派？デブ派？ ページ24
「たっだいまー」
「どこ行ってたんだ」
「怖い顔すると将来皺が増えますよ、堂上教官」
「ぶふぉ」
「中学生に言われてるw」
「…笠原訓練内容３倍にするぞ」
「すいませんでした！」
「はいはい漫才やらないで。で、今どうなってる？」
「んんー…防戦一方、って感じね」
「マジ？何、図書隊内にハッキング対抗技術ある奴いないの？」
こんな大きな組織なんだ、ハッキング対策の人員はいるはず。ましてやあの『図書館戦争』の武蔵野図書館だぞ。良化隊がなにをしてくるかわかったもんじゃないだろ。
「全員で１０人、普段は２、３人、技術者がいるんだけど、今日に限っていないらしいのよ」
「なんだソレ…まあいいか。んじゃ、行きますか。麻ちゃん、このコンコルド、貸してね」
「え、構わないけど…」
大勢の人間が騒いでいるテーブルに、パソコンの入った鞄を置く。中から私の愛用パソコンを出して電源を入れた。起動するまでの間に髪をまとめあげ、コンコルドできゅっと留め、パンパンっと手を叩いた。
全員が動きを止めて私に注目している。あらやだそんなに見ないでよ←
あ、あの空気感は、あれ警察だな。さすがにハッキングじゃあね。でも、警察でも無理な場合のが多いんだよ、ハッキングって。多かれ少なかれ情報とられちゃうんだよな。
ま、私は情報を守るだけじゃなくて、情報を奪うから関係ないけど。
大きく息を吸い、一息に叫んだ。
「この中で一番動きの速いパソコン２台、こっちへ寄越して！ほかはかけれるだけの防御かけて、すべてシャットダウン！ケーブルも全部抜いて！あ、電源ケーブル１本貸して、それから椅子も！なにしてんのさっさと動け！」
呆気にとられている。
驚くのも無理はない。今朝の朝礼でも、昼の食堂でも、私はニコニコとした体で過ごしていたんだ。今のしゃべり方は完全に素のしゃべり方。しょうがないじゃん、これが素なんだから←
「ぼさっとしてんな！全員名前『ハゲ』にされたいのか！動け！情報とられるぞ！！」
「「「は、はい！！」」」
動き出してからは速かった。１分と経たずに私の前に回転式の椅子と、電源ケーブル、パソコン２台が用意された。
「よっしなかなかやるじゃん」
いよいよだ、と思いながら首を回す。マイパソコンはすでにロックを解除してある。
すると、後ろから声が聞こえた。
―――――
文字数が。。。
指パキパキ鳴らす派？鳴らさない派？→←笑い方は、ニヤっと派？ニコっと派？
ラッキーカラー
あずきいろ
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kaka(プロフ) - あやかさん» うんうんw逃避したいww (2013年3月28日 20時) (携帯から) (
レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)
kaka(プロフ) - 銀さん» コメありがとうございます！がんばらさせて頂きますw (2013年3月28日 20時) (携帯から) (レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)
銀(プロフ) - はじめまして〜♪kakaさんの小説めっちゃ面白いですね！これからも頑張ってください！ (2013年3月27日 18時) (レス) id: 9001ea0928 (このIDを非表示/違反報告)
kaka(プロフ) - あやかさん» wwうちはまだ数年、勉強しまくらなあかん〜…主ちゃんマジ憧れるw (2013年3月27日 8時) (携帯から) (レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)
kaka(プロフ) - あやかさん» 激しく同意ww全くだ、小説で勉強が身につけばいいのに← (2013年3月23日 16時) (携帯から) (レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kaka | 作成日時：2013年1月11日 19時
