図書館戦争 トリップ少女とライブラリータスクフォース

笑い方は、ニヤっと派？ニコっと派？ ページ23

「…何、これ…」

郁ちゃん、それじゃあナニコレ珍●景だよ。けど激しく同意。何これ。

コンピュータ制御室は、戦場と化していた。たくさんの人があっちへいきこっちへいき、向こうへ叫び、パソコンを打ちまくり。忙しいなんてもんじゃなかった。

「…ピエロ？」

コンピュータ制御室には、パソコンが４０台ほどと、ホワイトボード、それから大きなスクリーンがあった。スクリーンと、パソコンの画面にはピエロの顔が写っていて、その顔はたまに笑っている。

これは…

「ハッキング…」
「え！？」
「ハッキング…隊のパソコンの情報が奪われてるってこと？」
「小牧さんご名答。おそらく、そうです」
「え、それってかなり…」
「やばいね。…よし、私ちょっくら外すね。状況の理解のほうよろしく」
「ちょ、A！？」

私はコンピュータ制御室を出た。そのまま猛ダッシュして、図書隊と女子寮が繋がっている渡り廊下を通って寮の部屋へ入った。

部屋に置いていたパソコンの入った鞄を引っ手繰るようにとり、ちらっと視界に入ったコンコルドも手にとって部屋を出た。コンコルドは、たぶん麻ちゃんのもの。ちょっとお借りしよう。

「さぁて…今回の相手は楽しませてくれるかな？」

猛ダッシュの中、ぽつりとつぶやいた言葉に思わず口角が上がる。いやだって、こっちにきてハッキングに出会えると思ってなかったし！←

コンピュータ制御室に戻ってきた。よっしゃやってやるぞ！俺はやるぞ！←

―――――

今後、ハッキングの話が出てきます。ハッキングをしている描写も出てきます。でも、私の勝手な妄想ですので実際とは異なると思われます。そもそも犯罪ですからね、ハッキング←

主人公ちゃんがカッコイイ話を一度いれておきたかったため、オリジナルのネタを挟むことにしました。まあ２、３話で終わりますのでどうかよろしくお願いします。

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ラッキーカラー

あずきいろ

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