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卵焼き派?スクランブルエッグ派? ページ17

私達は食堂へ行って朝ごはんを食べた。
なるほど、おぼんに好きな料理をとっていく形式か。人数多いからそうなるよなー。

「食堂への道はもう覚えた?」
「うん、大丈夫」
「あ、卵焼きおいしそー」
「やっぱりよく食べるんだね」
「朝だから!」
「それじゃ、あそこ座りましょ」

適当な空いてる席に座り、20分ほどで平らげた時には5時50分だった。

「やば、はやく行きましょ」

お盆とお皿を返却して、朝礼台まで案内された。

「じゃあ、私はここで」
「んー、また夜にねー」
「訓練がんばって」

郁ちゃんは途中で別れ、すでにほとんど集まっている隊列に加わっていく。

「あ、いたいた。隊長ー」
「お、来たか。そろそろ始まるぞ」
「私、挨拶するんですよね」
「おう。今日はお前の挨拶以外には特にないな」
「私も戻るわねー」
「ありがと、麻ちゃん」
「挨拶、見てるわよ〜」

麻ちゃんも隊列へと紛れ、朝礼台近くには稲嶺指令が現れた。

「稲嶺指令」

一応先に挨拶しておこう、そう思って話しかけた。

「桂木Aです。お世話になります」
「あぁ、あなたが。いえいえ、食堂の厨房、お願いしますね」
「はい。稲嶺指令も体をお大事に」
「ありがとう。私のことも知っているようですね」
「…ええ」

日野の悪夢。今までは本の中の話だったけど、今は私がいるこの世界で起こった事件なのだ。
稲嶺指令の足を見て、改めて思わされた。

「――それでは、本日の朝礼を始める。敬礼!」
「始まったようですね。また、ゆっくり話をしましょう」
「是非」

稲嶺指令が話をするために、車椅子から下りて杖をついて歩き出した。
数分話をして、今度は私の名が玄田隊長から発せられる。

「昨日から、俺の親戚の子が女子寮で暮らすことになった。隊員食堂の厨房で働いてもらうことになっている。おーい、上がってきなさい」
「はーい」

なるほど。ここにやってきた理由、どう説明するのかと思っていたけど、そう来たか。
朝礼台を駆け上がって、まずは一礼した。マイクに向かって声を出す。何回挨拶しなきゃいけないんだろう←

―――――
お次は挨拶〜←

携帯に登録してるアドレスは定期的に整理する派?全部とっておく派?→←朝はガッツリ派?あっさり派?


ラッキーカラー

あずきいろ


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kaka(プロフ) - あやかさん» うんうんw逃避したいww (2013年3月28日 20時) (携帯から) (レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)
kaka(プロフ) - 銀さん» コメありがとうございます!がんばらさせて頂きますw (2013年3月28日 20時) (携帯から) (レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はじめまして〜♪kakaさんの小説めっちゃ面白いですね!これからも頑張ってください! (2013年3月27日 18時) (レス) id: 9001ea0928 (このIDを非表示/違反報告)
kaka(プロフ) - あやかさん» wwうちはまだ数年、勉強しまくらなあかん〜…主ちゃんマジ憧れるw (2013年3月27日 8時) (携帯から) (レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)
kaka(プロフ) - あやかさん» 激しく同意ww全くだ、小説で勉強が身につけばいいのに← (2013年3月23日 16時) (携帯から) (レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kaka | 作成日時:2013年1月11日 19時

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