朝はガッツリ派?あっさり派? ページ16
次の日。5時。
見慣れない天井。あれ、なんか見慣れない天井ってデジャウ。
あ、そうだトリップしたんだった。
「あぁーおはよー」
「A、早いわね」
「朝は結構強いんだよ。郁ちゃん起こさなきゃ時間やばいよね」
「あーそうね。適当に殴ってくれればいいから」
「あーい」
なんだこの会話ww麻ちゃんはテレビ見ながら歯磨き、私は郁ちゃんを起こしにとりかかった。
「おーい起きろー」
「うあ〜くそー堂上教官こそチビのくせに〜」
「マジで小説通りだなあんた」
思わずツッコミ。寝言でまで堂上教官って…ガチじゃん。
「起きろー郁ちゃーん」
「あぁ〜」
「はぁ、もう…あ、堂上教官!え?そうなんですよ、起きないんですこのバカ」
「なんだとこのチビ堂上っ!」
よし、笠原起床、と。堂上教官の話は効くらしいなやはり。
「そんな方法があったのね。今度からあたしも使おうかしら」
「この後もう少し時期が立つと、名前だけでも効果あるかと思うよ」
「それは楽しみだわ〜」
「…なんの話してんの?」
「なんでもないよ」
「なんでもないわ」
「…あ、やば。はやく食堂行ってごはん食べなきゃ!」
とりあえず、と私は朝礼にパーカーにスキニーで行くわけにはいかないので(季節的にも礼儀的にも)、麻ちゃんのスーツを借りることになった。薄い青のさっぱりしたスーツだ。靴も、私が履いてたのはフラットスニーカーだったのでヒールの低いパンプスを笠原に借りた。
「あら、あたしで少しサイズ大きかったから、ぴったりね」
「似合ってる〜。てか靴のサイズ私と一緒なんだね」
「買い出しは明日だから、足りないもの買いましょ。買うもの、今日の夜考えるから笠原も早く帰ってきなさいよ」
「おっけーい。女子会みたいで楽しみだね」
「ふたりと買い物とか夢みたい。そろそろ行ったほうがいいんじゃ?」
「あ、そうね」
「じゃあまずは朝ごはん!」
そんなこんなで、バタバタしながらも、私の図書館戦争世界での生活が
始まった。
―――――
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kaka(プロフ) - あやかさん» うんうんw逃避したいww (2013年3月28日 20時) (携帯から) (レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)
kaka(プロフ) - 銀さん» コメありがとうございます!がんばらさせて頂きますw (2013年3月28日 20時) (携帯から) (レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)
銀(プロフ) - はじめまして〜♪kakaさんの小説めっちゃ面白いですね!これからも頑張ってください! (2013年3月27日 18時) (レス) id: 9001ea0928 (このIDを非表示/違反報告)
kaka(プロフ) - あやかさん» wwうちはまだ数年、勉強しまくらなあかん〜…主ちゃんマジ憧れるw (2013年3月27日 8時) (携帯から) (レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)
kaka(プロフ) - あやかさん» 激しく同意ww全くだ、小説で勉強が身につけばいいのに← (2013年3月23日 16時) (携帯から) (レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kaka | 作成日時:2013年1月11日 19時