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「それは心配じゃなくて、保身じゃない？」
ふっかと別れたあとの私の話を聞いて、ふっかはそう言った。
「ほし、ん？」
「そう。阿部ちゃんはさ、教育係もまともにできないのかーって言われたくないんだよ。んで、責任転嫁をAちゃんにしてんの」
「そんな…だって、阿部さんいつも気にかけてくれてるよ？」
「それも自分に何か厄介事がまわってくるんじゃないかって危惧してんでしょ」
あーやだやだ。そんなやつのこと気にしない方が良いよ？と言いながらふっかはお酒を飲み進める。
そう、なのかな。
言葉に詰まる阿部さんの姿を思い出す。
阿部さんは心配してくれていた訳ではなかったのかな。
ぐるぐると嫌な考えが頭を支配していく。
「ま、AちゃんはAちゃんなりに頑張ってるんだから！今日はお礼会！俺の事考えて楽しく飲んでー！！」
ふっかのその言葉で心が軽くなる。
「ふっかって魔法使いみたい」
そう言うとえー？何それ！と言いながら笑いかけてくれる。
うん、やっぱりふっかは私の魔法使い様だ。
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すずめ(プロフ) - はなみさん» はじめまして、コメントありがとうございます！深澤さんにはこういった一面を隠し持っていて欲しい、なんて思いがら書き進めさせて頂きました。楽しんで頂けたようで何よりです！ (2021年11月2日 20時) (
レス) id: ae343693db (このIDを非表示/違反報告)
はなみ(プロフ) - 優しい狂気、、、囲い込みふっかさん策士ですね！ (2021年11月2日 11時) (レス) @page19 id: ce3d18f1dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずめ | 作成日時：2021年10月25日 23時
