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「私ふっかがいないとダメかも」
その言葉が聞こえた瞬間頭の中が爆発するかと思った。
Aちゃんが深い思考をする前に詰め寄る。
逃がさない。この時を待ってたんだ。
やっと言ってくれたその言葉。酔ってる時に聞く何十倍何百倍も甘美な響き。
堪らない。
ああ、やべ、顔崩れちゃう。
必死に顔に力を入れ、あくまで囁くようにAちゃんの頭に直接響くように言葉を発する。
「会社辞めよっか」
その後も間髪入れずに言葉を紡いでいく。
よくもまあ、口が動くこと。自分自身に驚いてしまいそうになる。
Aちゃんが顔を伏せ、今にも涙を零しそうになる。
どん底まで落ちたAちゃんを救うようにまるで蜘蛛の糸を垂らすように言葉をかける。
「だから俺がAちゃんを守ってあげる」
「な、んで……」
かかった。
さあ、Aちゃん。あとは俺のところまでまっしぐら。
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すずめ(プロフ) - はなみさん» はじめまして、コメントありがとうございます！深澤さんにはこういった一面を隠し持っていて欲しい、なんて思いがら書き進めさせて頂きました。楽しんで頂けたようで何よりです！ (2021年11月2日 20時) (
レス) id: ae343693db (このIDを非表示/違反報告)
はなみ(プロフ) - 優しい狂気、、、囲い込みふっかさん策士ですね！ (2021年11月2日 11時) (レス) @page19 id: ce3d18f1dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずめ | 作成日時：2021年10月25日 23時
