頼もしくなった ページ8
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俺らの楽屋に居座ってるAと思えば何故かめそめそと海琉にまとわりついてる。
海「Aちゃん、どうしたんですか？」
雛「んー」
正直Aは気難しい。楽しそうにしてたと思えば数分後に会ったら不機嫌だったり、悲しい顔してることはざらにあることだ。
星「Aどうしたの！なに？なんかあっちであったの？」
海琉の背中に張り付いてるAの頭を撫でればううんと首が動かされる。
長「しんどい？ねむい？」
長瀬も聞けばまたううんと振られる首。
小「皇輝くんとか湧くん呼んできましょうか？」
雛「んーん」
こんな時皇輝たちだったらどうするんだろうって考えた時に出てきたこと。
ぽんぽんと頭を撫でて海琉にへばりついてるのを半ば強引に引き離す。で顔を覗き込めば、泣きそうな顔。
星「なんでそんな泣きそうなの、どした？？」
海琉も泣きそうなAにびっくりしたのかぎゅっと手を握ってあげてる。
雛「りゅせたちが…」
悠「ん？深田がどうしたんすか？」
雛「A寝てて起きたのにゲームで夢中だった」
星「で、寂しかったの？」
と聞けばうんと頷くA。もうほんと困った赤ちゃん。
長「じゃあAちゃん俺とゲームする？」
雛「んーん」
なんて結局また海琉の背中にへばりついていくA。
星「もう海琉が動けないじゃん」
海「全然いいっすよ、俺暇なんで！」
って自分より遥かに歳下の海琉に抱きついて心配そうに横に座った久保と将聖に頭を撫でられてるA。
長「なんかどっちが年上かわかんないな」
星「ほんとAってどんどん年下感出てきてるんだけど笑」
飛「確かに、最近海琉がお兄ちゃんしてる笑」
星「稲葉そろそろAのこと慰めてあげれば？」
端っこでこちらの様子をずっと伺ってた稲葉。
悠「お前いつになったらAちゃんに緊張しなくなんの？笑」
稲「無理！一生するでしょ」
なんてAのことが好きすぎて永遠緊張してる稲葉。
入所当時からAに喋れなくて今も話せるようになったものの近くに行くと緊張するらしい。
それがまたおもろい。
まぁ、いちばん成長してないのは稲葉かもなんて笑
♡ 弟組に甘える、絡む雛姫ちゃんのリクエストありがとうございます！
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作者名：にゃん | 作成日時：2023年6月18日 21時
