だれのもーん？Ⅲ (ページ26)

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Aの好きなタイプは王子様みたいに優しい人。

まぁ、今は言うことなくなったけど昔のAの理想のタイプ。

前になんで書かなくなったの？って聞いてみたら「なんかちょっと恥ずかしくなったの」ってやっぱり王子様みたいに優しい人がいい事には変わりないらしい。

前までは湧とか深田に勝ってこないやと思ってたけど、でも何もせずに負けるのは悔しい。

それならAと過ごす時間を増やすように頑張ったらいいじゃんって思い始めて最近の俺の趣味でもあるAのお世話。

Aのお世話といってもただ俺がくっついて手を焼いてるだけな気もするけど。

ただ分かったことは天然な無自覚なお姫様のお世話は大変ということ。常に横にいればその大変さを前よりも実感している。

雛「ほしきー、Aのモバ充なくなっちゃった」

雛「ほしきー、Aの靴下ないー」

雛「ねね、さっきまでね、腕にゴムついてたのになくなったの」

まずとにかく無くし物が多い。

雛「あのね、昨日ね！あ！違う！さっきね！湧ちゃんが！」

伝えたいことが多いのか脳内キャパがパンクするし、

星「うん、全部聞くからゆっくり話そう笑」

普通にしてると思ったら、階段でつまづくはエレベーターのドアにぶつかってるし、荷物全部ロケ車に忘れてくるし、

湧と深田も皇輝もAのお世話してる人達に言いたい。

Aのお世話ってこんなに大変なの！？

でもそれでも横にいてたら目の保養だしかわいいし、とにかく何でもしてあげたくなる。

で、それを最近積み重ねてたらファンの子達から

『星輝って姫ちゃんのこと本当のプリンセスだと思ってるよね』

『星輝最近Aちゃんのお世話係になってる笑』

なんて言って貰えるようになって貰えてやっぱ何もしないよりAの近くに少しでも長くいれるようにかわいいお姫様のお世話する方が幸せだ。

なんて、いつか俺がAの王子様になりたいななんて、さすがに恥ずかしすぎて言えないけど。

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