だれのもーん？Ⅲ (ページ16)

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めんどくさくても姫なのでページ16

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islandtvの撮影中。皇輝くんが話を進めてる中、

俺の後ろで突然のハプニング？事件？

雛｢もういい｣

って聞こえたAの声。に後ろを向けば画角から映らないところに歩いて行っちゃったA。

Aがこうやって怒ることないから横にいた深田を見れば首を傾げているから原因は深田では無いらしい。

竜｢え！ちょっと待ってよ！Aちゃん！｣

って追いかける深田もまたも画角外に。

皇輝くんも一瞬びっくりした顔をしたものの動画中だから切り替えて続けている。

竜｢だめだよ、まだ動画撮ってるから｣

って言いながら深田に抱っこされて戻ってきたAの顔は完全に膨れっ面で機嫌が悪い。

Aがカメラの前でこんなに不機嫌なことってあんまないからちょっと心配。

そのまま、深田に諭されて不機嫌MAXになったAは深田の胸に埋めて顔を見せてくれる様子はない。

もう、どうしちゃったのさ。

皇｢Aが眠いのでちょっとぐずぐずで笑｣

颯｢そうそう！うちの子赤ちゃんだから！｣

なんて触れらずにはいられなかったのか2人が笑いに変えてくれる。

皇｢じゃあ、以上！｣

｢｢少年忍者でしたー！｣｣

って撮り終わったらAは深田に「降ろして」って頼んでささっと一人で荷物あるところに向かっていって、帰る準備をし出す。

荷物を持って扉の方に振り返った瞬間皇輝くんに掴まれてるAの腕。

皇「待って待って、なんで？どしたの？何が嫌だったの？」

竜「誰かになんかされた？」

皇輝くんと深田が帰さないように道を塞いで、質問攻めすればどんどん顔が下がってくるA。

皇「どうしちゃったのさ、眠い？１回落ち着こう？ね？」

黒「１回ぎゅーしとく？」

Aの横に立って腕を広げてみれば腕には入ってくれなくて何故か俺の足にコアラのように抱きつくA。

ほんと、今日のAは難しい。

ちょうどいい位置にあるAの頭をなでなですれば、ぎゅっと力を強めてくるからなんかちょっと安心。

竜「誰かがやなことしたん？」

Aの横にしゃがんで背中とんとんして聞き込みしてる深田にまさかのうんと頷くA。

で、皇輝くんと俺が周りを見渡せばみんな心当たりは無さそうで首を振ったり、手を振ったり、首を傾げている。

さて誰が原因だ？？

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