好きと言わせたい ページ1
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座ってた俺の横にぴたーっとゼロ距離で座ったA。
檜「ん？どうしたの？」
雛「こせくんに質問です！！」
にこにこの笑顔でご機嫌らしいAはそう言うと俺の片手をにぎにぎ小さい手で包み込む。
雛「くまさんの髪型のひめとツインテールのひめどっちが好きですか？」
檜「んー、どっちもかわいいけど俺はツインテールの方がいいかな」
素直に答えれば、少し口をムッとさせて「2問目！！」って不貞腐れてそうなA。
雛「Aのこと好きですか？？」
って突然すぎるぶち込み。
檜「なに？いきなりどうしたの？」
雛「だめだよ！答えになってない！！」
檜「好きだけど」
答えればぱーっと輝いてにこにこに戻るからちょっとかわいいし、足をゆらゆら揺らせてるのがちっさい子みたい。
檜「なに？どういう質問なの？？」
雛「だってこせくんAのこと好きってあんまり言ってくれないんだもん！だから確認したの！！」
さすがの俺もこう言われればかわいいって思うもんで緩みそうになる頬を頑張って抑える。
檜「言わなくてもいつも思ってるよ」
雛「え！ほんと？？ほんとのほんと？？」
檜「ほんとだって、俺Aにそんな嘘言わないよ」
って言えば「やったー！！こせくん好き！！」なんて横から抱きついてくるからやっぱりあざとい。
この子をこんなにあざとく育てたのは誰だ。
にやにやしてる湧。今はいい気分だから許してあげるよ。
♡ 檜山くんのお話リクエストありがとうございました🙇♀️
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作者名：にゃん | 作成日時：2023年6月18日 21時
