白鳥沢マネの日常１

STORY11 ページ13

瀬見side




A「あ、やべ、鼻血。」





瀬見「たく、大人しくしとけよ。」





A「あいよ〜…みんなごめんねー。これ、練習表」





牛島「…これをやればいいんだな？」





A「うん、まずは1時間のランニングからね。」





川西「うげ、地獄メニュー…」





白布「……俺、死.ぬかも」





A「あはは〜大げさだよ〜。ほら、さっさと、始める！」





ぞろぞろと校門に向かう部員を舞台に仰向けで寝ながら見送るA






A「ほら、英太も。」





瀬見「…おぅ。あのさ」





__お前の過去、そろそろ話してもいいんじゃねぇの？







A「ん？どうした？」





そう言いたいのを我慢し、無理やり笑顔を作る。





瀬見「いや、なんでもねぇ。
…じゃ、大人しくしとけよ。」





A「オーケー任せて」





瀬見「…」





無言でその場を後にしシューズから外履きに変える時






A「…英太。」





瀬見「ん？」






A「大丈夫だよ。ちゃんと卒業するまで…ううん、もう少ししたら全部いうから。私の事。」






瀬見「…っ！」





A「何驚いた顔してんのよ！…幼馴染だから英太の言いたい事わかるんだけど！」





瀬見「ふっw」





A「今はまだ。その時じゃない。…だから、そんな心配しないで英太。私はもう1人じゃない。大丈夫だよ。」






瀬見「あぁ。お前は1人じゃねぇ。俺が保証する。」





A「うん、ありがとう。」





瀬見「じゃ、ランニング行ってくんな。」





A「アイアイサー！いってらっしゃいー」






トントンと靴を鳴らし校門へ向かう。





瀬見「……」

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