サマーラブゲーム ( A.Daiki )

ラブゲーム ( 25 ) ページ25

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A 「 いったい！もう…！ 」






鼻緒で靴擦れした指の間を消毒してくれる大貴。



有り難いのはわかってるのに、あまりの痛さで大貴の肩を叩いてしまう。






大貴 「 もう大丈夫だから。ベッドでゆっくりしてな 」

A 「 うん。ありがと、 」






さすがに浴衣のままじゃシワになるからって、大貴のＴシャツを貸してくれて

着替えるためにわざわざ部屋を出てくれる。



俺、見ないようにあっち向いてっから。くらいでも平気なのに…



大貴の優しさを噛み締めながらＴシャツに着替えた。






大貴 「 着替えた？入ってい？ 」

A 「 うん。大丈夫だよ 」





ノックして声かけてくれるとこも。





大貴 「 アイス食いたくなっちゃって。買ってきた 」





着替えてる間にコンビニで私の好きなアイスを、それも私の分まで買ってきてくれるとこも。



彼なりの優しさ。



大貴ってそんなに気が使えたっけ…？



知らなかっただけなのか、それとも、変わったのか。





ほんの少し、大貴のことを不思議に思いつつアイスを一口頬張った。






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