勇気３５ ページ38
松「あ！女子終わったみたいだよ！」
狩「やっとかよ〜」
どうやら私達が騒いでいるうちに女子は終わったようだ。
全く見ていなかった。
チラッとは見たが、キラキラしてなかった。
誰もやる気がないように見えた。
…やる気がないなら…
その身体使わないなら…
東「私に頂戴よ」
なんて…叶わぬことなんだけど。
まだ、夢見てる自分がいる。
まだ、諦めていない自分がいる。
希望なんてとうに捨ててしまったはずなのに。
夢なんて所詮妄想だと割り切ったはずなのに。
ダメだな…私。
私はまだまだ弱い。
もっと…もっと…もっともっともっともっともっともっと
もっと…強くならなくちゃ
そうしないと…自分が自分でいられなくなる。
京「おい。…大丈夫か？」
東「！…あ…はい。大丈夫です。少し考え事をしていました」
京「そうか。…まだ時間は来ないよな？」
…あれから１時間…
うん。この授業は全部でれる。
東「はい。大丈夫です」
京「なら、そこで見とけ。…サッカー…見せてやるよ」
そう言って京介さんはフィールドへと歩いて行った。
京介さんのサッカー。
あのキラキラしたサッカーを…見れるんだ。
少し嬉しい。
綺麗なものは好きだから。
空「Aちゃん！さっき剣城君達となに話してたの？」
東「いえ、特に面白い話はなかったよ」
空「っ…そっか」
まただ…葵さんのあの顔。
何か辛そうな…でも…どうしようも出来ないと…諦めている顔。
東「…何かあった？」
空「へ？あ、いや、何でもないよ！何でもない！何でもない。…大丈夫」
大丈夫そうには見えないけど…まぁ深く聞く必要もないだろう。
そう思い、私は剣城君達の試合に目を向けた。
松風さんと狩屋さんが同じチーム。京介さんは敵チームだった。
先生がピーーー…と笛を鳴らした。
それと同時にフォワードの京介さんが走り出す。
敵チームからボールを奪うと、どんどん敵を抜かして行く。
すごい。
キラキラ…
これが…サッカー。
松風さんと狩屋さんが立ちはだかるも、京介さんはチームと連携をとって突破した。
そして、早くも点が動いた。
１対０
剣城京介率いるＢチームがリード。
その時、京介さんが松風さんと狩屋さんに何かを言っていた。
遠すぎて聞こえなかったが、おそらく挑発だろう。
皆楽しそうだ。
負けている方も勝っている方も
いいな…
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スラズ(プロフ) - ふみんさん» お願いします！ええ！敬語外しても良いですよ！ (2014年12月25日 9時) (
レス) id: c5bf6e2a08 (このIDを非表示/違反報告)
ふみん - 了解した！スラズさんの方が年上ですが敬語はずして良いですか？でも、さん付けはします！ (2014年12月25日 9時) (レス) id: acf3109a2a (このIDを非表示/違反報告)
スラズ(プロフ) - ふみんさん» 監督さんwえっと、シュウは…ここでは幽霊じゃなくて普通に生きていることにして下さい！！ (2014年12月24日 16時) (レス) id: c5bf6e2a08 (このIDを非表示/違反報告)
ふみん - シュウって、ゴットエデンから出てきていいんですか？ (2014年12月24日 15時) (レス) id: acf3109a2a (このIDを非表示/違反報告)
ふみん - 監督なんてゴミ箱にポイポイしてやる！ (2014年12月24日 15時) (レス) id: acf3109a2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スラズ
| 作成日時：2014年10月13日 17時
