勇気３４ ページ37
松「東雲さーん！」
京介さんと話していると、松風さんと狩屋さんが寄ってきた。
東「はい。何かようですか？」
狩「まぁ、用ってほどのことじゃないんだけど」
松「東雲さんはサッカーしないの？」
しないんじゃないよ。
出来ないんだ。
東「はい。少し事情がありまして」
狩「ふーん。…まぁ無理には聞かないけど、誰かに話しておいた方が良いんじゃない？」
東「はい。京介さんが知っていますので大丈夫です。お気遣い有難うございます。」
狩屋さんも松風さんも優しいことがわかった。
この人達なら大丈夫かもしれない。
私の病気のことを話しても。
でも…言う気はない。
この優しさは今だけかもしれないから。
人間…すぐに変わってしまうから。
松「えっ？剣城はしってるの！？」
京「？ああ」
狩「うわー…剣城君抜け駆け〜」
京「はぁ？」
この３人のやりとりは面白い。
京介さんは学校ではこんな顔をするんだ。
何か…信頼してるって感じ。
狩「ねぇ、東雲さん、東雲さんの前では剣城君はどんな感じ？」
東「え？」
京「っ！おい狩屋！」
いきなり私に話を振ってきた。
私の前での京介さん…。
松「あ、それ俺も聞きたい！」
その狩屋さんの質問に松風さんが同意する。
そして、狩屋さんを止めようとしていた京介さんを松風さんが抑えた。
狩「ほら、早く！」
さらに、京介さんを狩屋さんが抑えた。
流石の京介さんも二人に抑えられては何も出来ないようで。
京「言わなくていいからな！」
そう、声を上げるだけだった。
だけど、私としては少し面白いと思ってしまい、狩屋さんの質問に答えた。
東「そうですね…こんなに声を上げる京介さんは初めて見ました。
私の前ではとても優しく気遣いのできる人ですよ。
…それから…こんなに表情が出ていない京介さんって珍しいです。
私の前ではいつも優しく笑っていることが多かったですから」
狩「…優しく…」
松「笑う？」
東「？…はい」
狩/松「えーーー！？」
松風さんと狩屋さんはとても驚いたようで、声を荒げていた。
そんなに驚くことなのかな…京介さんが笑うと言うことは。
京「おい、余計なこと言ってんじゃない」
東「すいません。少し面白かったものですから。」
まぁ、松風さんと狩屋さんが先生に怒られたのは言うまでもない。
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スラズ(プロフ) - ふみんさん» お願いします！ええ！敬語外しても良いですよ！ (2014年12月25日 9時) (
レス) id: c5bf6e2a08 (このIDを非表示/違反報告)
ふみん - 了解した！スラズさんの方が年上ですが敬語はずして良いですか？でも、さん付けはします！ (2014年12月25日 9時) (レス) id: acf3109a2a (このIDを非表示/違反報告)
スラズ(プロフ) - ふみんさん» 監督さんwえっと、シュウは…ここでは幽霊じゃなくて普通に生きていることにして下さい！！ (2014年12月24日 16時) (レス) id: c5bf6e2a08 (このIDを非表示/違反報告)
ふみん - シュウって、ゴットエデンから出てきていいんですか？ (2014年12月24日 15時) (レス) id: acf3109a2a (このIDを非表示/違反報告)
ふみん - 監督なんてゴミ箱にポイポイしてやる！ (2014年12月24日 15時) (レス) id: acf3109a2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スラズ
| 作成日時：2014年10月13日 17時
