(cisc) ページ12
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「Aさ、朝から元気すぎない?」
「ええー?シスもよく配信で朝活してるじゃん」
「……してますけど、朝5時から散歩ってあなた」
「たまにはいいでしょ」
「まだ俺ら老人じゃないんだから」
「シスはじじいじゃん」
「言いすぎです、僕まだ今年で27の年です」
「朝の景色やっぱきれいだなあ」
「無視なんだよね」
「朝ごはんどうする?コンビニ寄る?」
「あー別に僕が帰って作るでもいいけど」
「え、朝から元気じゃん」
「最近作ってなかったなーって思って」
「じゃあそれに甘えまーす」
「はーい」
「……シス?」
「ん、なぁに」
「……いや、なんでもない」
「なになに、どうしたの、なんかあった?」
「……なんか、好きだなあって思っただけ」
「え、なにそれかわいすぎるんだけど。朝ごはんにそんな魅力あった?」
「そう言われると思ったから言わなかったの!もういい、帰るよ」
「ふふ、ねぇA?」
「もう、なに」
「俺もAのこと、好きだよ」
「……そう、ですか」
「そうやって顔赤くしちゃうとことかね」
「調子乗るな!ばか!もう置いてく!」
「……ほんとにもう、かわいすぎんだけど」
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作者名:yanagi | 作成日時:2022年10月20日 20時