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この日以降、私はYouTuberとして活動している私達の夢を見る事は無くなった。
記憶も薄れ、もう断片的にしか覚えていない。
イースターが終わると夏学期が始まる。
いつもならドラコが最終シーズン、クディッチの試合に備え猛練習している時期だ。
ド「____暇」
3校対抗試合でクディッチが無くなり暇を持て余しているドラコが嘆いた。
エ「あれ？今日だっけ、第3課題の発表あるの」
『うん、今日』
先程、魔法薬学の授業の後にセブに声をかけられた。
『夜9時に競技場だって〜』
ド「気を付けて」
____
夜8時半。
談話室を出て、階段を登り玄関ホールに出ると丁度ハリーとセドリックが居た。
『わ、偶然〜』
ハリー「それじゃ、行こう」
外は曇り空だ。
セ「今度はなんだと思う？」
『フラーは地下トンネルで宝探し、って』
ハリー「宝探し、か」
スタンドの隙間を通り、競技場のグラウンドに出た。
セ「一体何をしたんだ？」
平らで滑らかだったクディッチピッチが様変わりしている。選手であるセドリックが憤慨するのも当然だ。
ハリー「…生垣だ！」
かがみ込み、近くの壁を調べたハリーが言った。
『___あ』
ピッチの真ん中にバクマンが立っていた。
その隣にはフラーとビクトール。
私達は生垣を乗り越え、バクマンのいる元へと向かう。
バ「さあどうかね？」
最後の垣根を乗り越えると、バクマンは嬉しそうに言った。
バ「しっかり育っているだろう？あと1ヶ月もすれば、ハグリッドが6メートル程の高さにしてくれるはずだ」
ハリーとセドリックは気に入らない様子だ。
バ「課題が終われば元通りにして返すよ！さて…私達が此処に一体何を作っているか想像出来るかね？」
私達は顔を見合わせた。
クラ「迷路？」
バ「その通り！迷路だ。第3課題は極めて明快！迷路の中心に3校対抗優勝杯が置かれる。最初にその優勝杯に触れたものが満点だ」
フ「迷路をはやーく、抜けるだーけですか？」
『…障害物がある』
バ「その通り！迷路の中には色々な障害物があり、色々と呪いを破らねばならない。さて、これまでの成績でリードしている選手が先に迷路に入る事が出来る」
バクマンはハリーと私に笑いかけた。
バ「全員に優勝のチャンスがある」
バクマンは面白いだろう？と言わんばかりに選手の顔を見回した。
バ「質問がなければ、これでおしまいだ」
育ちかけの迷路を抜け外に出ようとした時、肩を叩かれた。
クラ「ハリー、A話が、ある」
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チキン(プロフ) - こぐま☆にゃんこさん» ありがとうございます（ ; ; ）！そう仰って頂けて嬉しいです(*´-`)今後も何卒宜しくお願い致します！！ (2021年2月8日 17時) (
レス) id: 55e10b36fe (このIDを非表示/違反報告)
こぐま☆にゃんこ(プロフ) - 面白い作品で夢中で読ませて頂いております！二人の恋が、どうか最後には幸せになることを天に祈ってしまうほどに、気持ちが入ってしまうほどの作品でした！これからの続きも楽しみにしております！ (2021年2月8日 2時) (レス) id: e3cd7b0c38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チキン | 作成日時：2020年12月30日 1時
