__02 ページ38
_
肉を食べて、酒も飲んで、
終始ニコニコのさくらちゃんは
いい具合に出来上がってる。
「れーめん食べたい、れーめん!」
ネ「まだ入るんすか?」
「入んない〜。ネス頼んでよ。
私ちょっとでいいから」
ネ「俺も腹いっぱいです」
「じゃあけぇたん頼んで」
け「無理」
「ちぇっ」
と「俺頼みます?ハーフサイズありますよ!」
「いいの!?とぅし最高!!」
締めの冷麺を食べると、いい時間になったので
解散することになった。
と「しゃちょ、ご馳走様でした!」
ネ「ご馳走様でした」
け「おう、じゃあまた明日な」
「また明日〜!」
改札の前で挨拶をして、各々歩き出すと、
さくらちゃんは改札に背を向けて歩き出した。
と「ちょ、どこ行くんすか?改札こっちっすよ?」
「え?飲み直し」
ネ「酒豪にも程があるだろ」
「えへへー」
け「程々にな、お前も明日仕事なんだから。
じゃあなー」
「お疲れ〜!」
しゃちょは慣れているのか、
そんなさくらちゃんを置いて帰っていった。
「じゃあ行くね〜おつかれさま〜」
と「まってまって、俺も行く」
ネ「俺も」
「は?なんで?」
と「飲み足りないし!」
ネ「寝るにはまだ早いし?」
「悪い子だなぁ〜」
ネ「あなたもね」
「まぁ、じゃあ行くか!」
さくらちゃんはまた楽しそうに歩き出す。
着いたのはお洒落なBAR。
ソファがあって、半個室のような場所。
薄暗くて音楽もオシャレでめちゃくちゃいい店。
「君たちいるならお忍びスタイルじゃないとね?」
ネ「たまには気が利きますね、」
「生意気な口きけないようにしていい?」
ネ「やれるもんなら」
「よし、マティーニ飲むぞ」
ネ「すみませんでした。」
ネスも上機嫌で今日はよく喋る。
多分、いや絶対!
ネスもさくらちゃんが好きで、
だから俺はさくらちゃんと2人きりになれない。
いつもネスがついてくるから。
31人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まるさ | 作成日時:2022年12月12日 11時