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ラウ｢事務所、何時集合だっけ｣
｢あー、と、19時だっけ｣
ラウ｢ありがと
家帰って荷物だけ変えて行こうかな。Aは？｣
｢私は特に何もないからラウについて行こうかな、いい？｣
ラウ｢わかった!｣
なんて他愛もない会話をすればまた沈黙
早く言ってくれないかなあ、何となく予想はついてるけどそれを今から言われるなんてもっと緊張しちゃう。
ラウ｢あの、さあ、｣
ちらり、彼を見れば先程まで結んでいた唇を次は少し尖らせていて
ラウ｢好きだよ｣
予想外のセリフに思わず声を失う
｢ねえ何か言ってよ｣と照れ笑いを浮かべて肩を軽く押される
｢いや、ちょっとびっくりしちゃった｣
ラウ｢俺もびっくり、急に口から好きってでた｣
｢無意識はやばい人だよそれ｣
ラウ｢いっつも意識してるもん
あ、照れた｣
｢うるさ、｣
｢あ、そうだ｣
ラウ｢ん？｣
｢ラウールくん、第二ボタン、ください｣
ラウ｢…やっと言ってくれた!! 俺もうAにあげる気満々でこの何ヶ月か過ごしてたのに中々言い出してくれないんだもん
まって、これどうやってとるの？笑｣
いつかのYouTubeのライブ配信でピンマイクが取れてしまってひーにいに直してもらった時の様子が蘇る
変わってないなあ笑
｢ありがとう、これでさっくんに取られないね？笑｣
ラウ｢佐久間くんにはぜーったいあげない笑｣
｢ていうかパパママ待たせすぎじゃない？そろそろ行こっか｣
ラウ｢そうだね｣
しっかりと繋がれた手からは、じわじわと熱が伝わってきて
2人で桜のカーペットに足跡を残していく
ラウ｢あのさ｣
『ずっと一緒にいようね、死ぬまで』
自然と歩く足は止まって、驚いた口からやっと出た言葉は
｢え、？｣
それでもどんどん駐車場に向かっていく彼に更にパニックになる
自慢のスタイルに制服を身にまとった後ろ姿は桜並木に映えていて
いつか一緒の髪色にしようねと約束した 明るめの茶色 の髪をした後頭部が見えなくなって、かわりに随分と大人びた顔が私を見据えて
ラウ｢俺の事見すぎ、笑｣
なんて意地悪そうに笑った
半分まできたのでピュア編は終わりです!
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美紀(プロフ) - 完結おめでとうです最高でしたこの小説残してほしいです (2021年8月3日 17時) (
レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
ｲﾕ(プロフ) - るさん» コメントありがとうございます!! たくさんの作品がある中そう言っていただけて嬉しいです! マイペースな更新となってしまいますがよろしくお願い致します。 (2020年6月13日 1時) (レス) id: c8ddf244f2 (このIDを非表示/違反報告)
ｲﾕ(プロフ) - すのすのさん» コメントありがとうございます!! きゅんきゅんしていただけてとても嬉しいです；； 頑張りますのでこれからもよろしくお願い致します! (2020年6月13日 1時) (レス) id: c8ddf244f2 (このIDを非表示/違反報告)
る(プロフ) - このお話大好きです。ラウールくんメインのお話も少ないので、更新とても嬉しいです！これからも素敵なお話お待ちしております。 (2020年6月11日 23時) (レス) id: 22eb10efbb (このIDを非表示/違反報告)
すのすの - とてもキュンキュンしてやばいです！面白くてすぐ読んじゃいました（笑）続きもすごい気になります！これからも更新頑張ってください！楽しみに待ってます！ (2020年6月11日 11時) (レス) id: 5f1c8a0b05 (このIDを非表示/違反報告)
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