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海人は私の目の前で普通にパンイチ姿になり着替えを済ませた。
海人「ちょっと待ってめっちゃ腹減った(笑)」
『そうだろうと思って、ほら』
私はお母さんに持たされたタッパーを海人に差し出した。
『お母さんが海人にって』
海人「Aママ最高〜っ！いっただっきま〜す」
そう言ってただ詰め込まれただけのお昼ご飯をペロリと平らげた。
海人「俺やっぱAママと結婚するわ！」
『は？やめてよ(笑)海人がお父さんとか絶対やだ(笑)』
海人「いや、こっちこそAが娘とか無理だわ(笑)」
『ほら、食べたんだからもう行くよ！』
海人「ほ〜い」
私は一旦お母さんにタッパーを返しに行って、それから2人で自転車に乗りイオンに向かった。
無事に旅館と飛行機の予約が完了し、早速グループLINEでその事を伝えるとみんなからありがとうと返信が来た。
そしてお母さんから電話があって、晩御飯に海人も誘えって言うから誘ってみると当たり前かのようにただいま〜と言って私の家に上がって行った。
海人「頂きま〜す♡」
母「どうぞ〜。そうだ、今年のお正月は早苗さんお休みらしいわね！」
海人「らしいね！」
『良かったね。それなら初詣は海人ママと行ってくる？』
海人「え、なんで？」
『え？なんでって…久しぶりに一緒に過ごせるお正月なんでしょ？』
海人「初詣はAと行くのが恒例じゃん」
『私とで…いいの？』
海人「いいも何も恒例行事じゃん？」
『海人がいいならいいんだけど…(笑)』
母「貴方たちもうずっと一緒に初詣行ってるもんね」
海人「小さい頃は家族同士で行ってたなぁ〜懐かしい」
『そうだよね、いつからか2人になったけど(笑)』
母「あんな小さかった海ちゃんも春から社会人か〜なんか泣けるわね」
海人「泣かないで〜Aママ〜」
『あ、そしたら来年から一緒に行くのは厳しい？』
海人「いや、年末年始は休みあるからギリ行ける！だから来年も再来年も俺と行ってくれる？」
『海人が嫌じゃなければ勿論毎年行くよ(笑)』
海人「っし、じゃあ決まりね」
そして本当に海人は晩御飯を食べただけですぐに自分の家に戻っていった。
それから大晦日までバイトが続き、無事に家族と新年を迎えた。
朝、おせちを食べていると壁の向こう側から久しぶりに海人ママが海人を起こす声が聞こえてきて新年早々心が温かくなった。
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まあか(プロフ) - 愛さん» コメントありがとうございます！楽しみにして下さって嬉しいです。更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (2020年7月19日 12時) (
レス) id: 2b05592676 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - なかなかお忙しいとは思いますが、続きを楽しみに、更新楽しみに待ってます！ (2020年7月16日 2時) (レス) id: 2ef135c0a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MAPI | 作成日時：2020年7月5日 17時
