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日差しが眩しくて目を覚ました私は車内を見渡してすぐに状況を理解して飛び起きた。
『寝ちゃってたんだ』
運転席にはスヤスヤと気持ち良さそうに眠る紫耀くん。
『一緒に寝たんだ…』
記憶には無いが初めて紫耀くんと一晩過ごしたと言う事実に朝から身体が熱くなった。
昨日の夜紫耀くんと合流してから見ていなかったスマホを開くと、お母さんから何十件ものメッセージが届いていた。
最後のメッセージが数分前だったので、私は車の外に出てお母さんに電話を掛けた。
『もしもし、ごめんねお母さん』
母「無事なの？生きてるのね？」
『無事無事！心配掛けてごめん！』
母「連絡くらいしなさいよ！もう！」
『ごめんね、スマホ見てなかった』
母「弘之に聞いたら賄い食べた後飛び出して行ったって言うから誰かと居るんだろうとは思ったけど…」
『うん…そ、そうなの。』
母「誰といるの？海ちゃんではないでしょう？」
『違うよっ海人じゃないよっ』
母「まぁ、いいけど…今度からはちゃんと連絡しなさいよ？心配で全然眠れなかったからお母さん今から寝るわね〜」
『うん、ごめんほんと。ゆっくり寝て下さい…』
そう言ってお母さんとの電話を終えた。
紫耀「お母さん？」
突然紫耀くんの声がしたので振り返ると髪をわしゃわしゃしながら大きな欠伸をする紫耀くんが立っていた。
『あ、おはようございます…お母さんからめっちゃLINE来てたみたいで(笑)』
紫耀「おはよ。そりゃ心配するよな、ごめん！」
『いやいや紫耀くんのせいじゃないですよっ』
紫耀「あれ？(笑)また敬語に戻ってる(笑)」
『あ…(笑)』
紫耀「お母さん、怒ってた？」
『怒ってはなかった…かな。連絡しなさいって(笑)』
紫耀「そっか。連絡するよう言えばよかったね、俺が」
別に紫耀くんは悪くないのに謝ってくれて、2人で両手を空に上げて大きな伸びをした。
紫耀「腰いって」
『ふふっ痛いね(笑)』
紫耀「さぁ、モーニングでも食べに行きますかっ！」
『行きますかっ！(笑)』
私たちはまた車に乗り込み、地元へ向かった。
紫耀「コーヒー買って戻ったらAちゃん寝てるんだもん、びっくりしたよ(笑)」
『すいません………(笑)ほんっとに記憶にない…(笑)』
紫耀「疲れてたんだろうね(笑)」
『でもすごく幸せな夢だった』
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まあか(プロフ) - 愛さん» コメントありがとうございます！楽しみにして下さって嬉しいです。更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (2020年7月19日 12時) (
レス) id: 2b05592676 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - なかなかお忙しいとは思いますが、続きを楽しみに、更新楽しみに待ってます！ (2020年7月16日 2時) (レス) id: 2ef135c0a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MAPI | 作成日時：2020年7月5日 17時
