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映画を1本見終わっても外はまだ明るくて、もう1本見る事にした。
どの映画を見るか選ばせてくれたので私は前から見たいと思っていた最近の恋愛映画を再生した。
素直になれない2人が色んな困難を乗り越えて最終的に結ばれると言うありきたりなストーリーだったけど最後はらぶらぶなシーンがあってすごくキュンキュンした。
映画の途中から優しく握られた右手はエンドロールが終わっても離れる事はなかった。
『2人、上手くいって良かったね』
紫耀「感動した…」
『あれ、紫耀って意外と涙脆いんだ？(笑)』
紫耀「うるせっ…」
涙ぐんだ目を荒く擦ってそれを隠すかのように勢いよく私を抱き寄せた。
『苦しいよ紫耀(笑)』
紫耀「好き」
『え？』
紫耀「大好きっ」
そう言うと紫耀はより一層抱き締める力を強めたので苦しくなった私は紫耀の身体を押して少し離れた。
『だから苦しいって(笑)』
紫耀「ごめん…」
今度は私から思い切り抱き着くと気を抜いていた紫耀はそのままソファに倒れてしまい私が覆い被さる形になってしまった。
『ごっごめん！』
なんだか私が求めていると思われそうだったので急いで身体を起こそうとすると、腕を引かれてまた紫耀の上に覆い被さってしまった。
紫耀「キス……したい」
『っ////』
そして私たちはソファの上で初めてのキスをした。
『……////』
紫耀「照れてんの？(笑)」
『そ、そりゃあ！恥ずかしいよっ』
紫耀「かわい」
紫耀は私を抱えたまま身体を起こしたので、膝を伸ばして座る紫耀の太ももの上に跨って座る事になってしまった。
恥ずかしくなった私は目線を紫耀の胸元に逸らしたがすぐに片手で顎をクイッと持ち上げられた。
顎に手を添えられ、そのまま何度もキスを繰り返した。
次第に激しくなっていくキスに身を委ねていると、私の下半身に何かが当たっているのが分かった。
紫耀「ハァっやべっ、ごめん止められなかった(笑)」
『う、うん…大丈夫…だよ////』
スルッと私の下から足を抜き、隣に座り直した紫耀はスマホ画面で時間を確認した。
紫耀「晩御飯、どっかで食べてから帰る？」
『あ、うん！そうだね！』
紫耀「じゃ、そろそろ出よっか」
私たちは出掛ける準備をして、車で近くのファミレスへと向かいご飯を済ませて家まで送り届けてくれた。
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まあか(プロフ) - 愛さん» コメントありがとうございます！楽しみにして下さって嬉しいです。更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (2020年7月19日 12時) (
レス) id: 2b05592676 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - なかなかお忙しいとは思いますが、続きを楽しみに、更新楽しみに待ってます！ (2020年7月16日 2時) (レス) id: 2ef135c0a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MAPI | 作成日時：2020年7月5日 17時
