123 ページ23
.
晴れて付き合う事になった私たちは、この後どこへ行くかを話し合ったが特に行きたい所がなく紫耀くんの提案で紫耀くんのおうちにお邪魔する事になった。
紫耀くんの住むアパートに着き、お揃いのストラップが付いた鍵で玄関を開け中に入れてもらった。
一人暮らしの男の人の家に入るのは初めてだったので少しソワソワした。
紫耀「散らかってるけど、その辺座って？今お茶入れる」
『あっうん、ありがとう』
紫耀くんはコップを机に運んでくれて、2人がけのソファに腰掛けた。
紫耀「こっち、おいで？」
自分の隣を手でトントンと叩き私を呼んだ。
お言葉に甘えて紫耀くんの隣に控えめに座らせてもらった。
紫耀「なんか緊張してる？(笑)」
『いや、するでしょ普通に！(笑)最近海人の家しかあがってないし…』
紫耀「それ、やだ。海人の名前出すの禁止。」
『ご、ごめん…』
それからは、スマホの動画サイトをテレビ画面に繋いで映画を見ながらいつものように話をしていた。
紫耀「Aって呼んでい？」
『え、うん…いいけど(笑)』
紫耀「なんかその方が彼氏感出るでしょ？」
『そうかなぁ？(笑)』
紫耀「だからAも俺の事紫耀って呼んでよ」
『えぇ！？私も！？』
紫耀「当たり前じゃん！彼氏君付けっておかしいでしょ！」
『いやおかしくないでしょ！？普通に居るよ絶対』
紫耀「いないって！いいからほら早く！呼んでみて！」
『しょ…う…？』
紫耀「あーいい！もっかい！」
『やだなんか恥ずかしいよ…(笑)』
紫耀「なんでよ！」
『やっと紫耀くんで慣れてたのにぃ』
紫耀「敬語だっていつの間にか抜けたんだから大丈夫だって、すぐ慣れるよ」
『もぉ………//// 紫耀っ』
紫耀「はぁ〜〜〜可愛いっ！捕まえたっ！」
『へぇっ！？うげっ』
ソファでいきなり私に飛び付いてきてキツく抱き締められた。
紫耀「絶対Aの事離さない」
『もう、テレビ見えないよぉ〜』
紫耀「もっかい俺の事好きって言って？」
『はぁ？//// 言わないよっ今映画見てるの！ほら見ようよ一緒に』
紫耀「言ってくんなきゃ今日1日ずっとこのままだよ」
『もぉ………好きだよ、紫耀』
紫耀「うーっわ、破壊力やっべ」
『ほら言ったんだから離れてよぉっ！』
紫耀「離れたくなかったのになんで言っちゃうの？」
『はぁ？？？(笑)どっちなの(笑)』
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 426人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「King&Prince」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まあか(プロフ) - 愛さん» コメントありがとうございます！楽しみにして下さって嬉しいです。更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (2020年7月19日 12時) (
レス) id: 2b05592676 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - なかなかお忙しいとは思いますが、続きを楽しみに、更新楽しみに待ってます！ (2020年7月16日 2時) (レス) id: 2ef135c0a0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：MAPI | 作成日時：2020年7月5日 17時
