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私は自分の部屋へあがりコートと鞄、そして紫耀くんに貰ったマフラーを用意してもう出る準備が出来た。
海人「Aママご馳走様〜」
母「は〜い、またいつでも泊まってってね〜」
海人「りょ〜か〜い」
海人は私のスウェットのまま玄関を出た。
紫耀「えっ」
海人「あっ………」
紫耀「お前…なんで…？」
海人「あぁ、出掛けるって紫耀の事だったんだ」
紫耀「は？」
母「海ちゃん〜！昨日の服、洗濯回しちゃったけど良かったかしら？……って、あら？どちら様？」
海人「あ、うん全然大丈夫〜ありがと。また取りに来るね。で、この人は高校の時の先輩」
母「あら、そうなのね？いつもうちの子たちがお世話になってます〜！」
紫耀「あっいや、あの、初めまして。平野です。Aちゃん居ますか？」
母「A〜？先輩が来てくれてるわよ〜？」
『っへ！？』
玄関から大声でそう叫ぶお母さんに嫌な予感がして急いで階段を駆け下りると、海人はもう居なくて紫耀くんとお母さんが2人で玄関の外に立っていた。
母「ごめんなさいねぇ。この子にこんな格好良い先輩が居たなんて知らなかったもんだから(笑)」
『ご、ごめんなさい。お待たせしましたっ！もうっお母さんはもういいから！』
お母さんを家に押し入れて玄関のドアを無理矢理閉めた。
『ごめんね、なんか。びっくりしたよね…』
紫耀「いや…大丈夫。」
『行こう？』
紫耀「うん…」
家の前に停めてあった紫耀くんの車に乗り込み、出発した。
『お母さんったらほんと、なんか余計な事言ってなかった？』
紫耀「うん…」
『いつもあんな調子でさ、ほんと困っちゃうよ(笑)』
紫耀「海人、昨日泊まってたの？」
『え……あ…やっぱ会ったんだ…？』
紫耀「家の前で待ってたら海人が出てきてびっくりした」
『あぁ…昨日ね？結衣と3人で夜中までカラオケ行ってて、その後なんか泊まる事になって…』
紫耀「一緒に寝たってこと？」
『う、うん…』
紫耀「ベッドで？」
『えっ………』
紫耀「海人と2人でベッドで寝たの？」
『まぁ…うん…そう、だね』
紫耀「そっか」
それからなぜか紫耀くんは悲しそうな顔をしてあまり話さなくなった。
少し車を走らせ、お洒落なカフェに到着してランチをしたけどその時も紫耀くんは浮かない顔をしていた。
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まあか(プロフ) - 愛さん» コメントありがとうございます！楽しみにして下さって嬉しいです。更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (2020年7月19日 12時) (
レス) id: 2b05592676 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - なかなかお忙しいとは思いますが、続きを楽しみに、更新楽しみに待ってます！ (2020年7月16日 2時) (レス) id: 2ef135c0a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MAPI | 作成日時：2020年7月5日 17時
