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2人で手を合わせて食べ始めた。
すると珈琲パフェを乗せたスプーンが私の口元へと伸びてきた。
紫耀「食べてみ？ほら、あーん」
少し恥ずかしがりながら口を開けると優しくスプーンを入れて食べさせてくれた。
『ん！え！美味しい！！！』
紫耀「でしょ？」
『ほんとだ、苦味と甘味の絶妙なバランス！』
紫耀「やっと分かってくれた(笑)」
『パフェにされると珈琲も美味しくなるんですね！すごい！』
紫耀「まぁ一応デザートだからね、これ(笑)」
『美味しいです！今度頼んでみます！』
紫耀「良かったね、大人の階段登れたね(笑)」
『はい！良かった〜私も大人の仲間入り出来ました(笑)』
紫耀「これ食べたら今日はそろそろ帰ろっか？」
『そうですね』
ぺろりとパフェを平らげお会計しようとレジに並ぶと俺が払うって聞かなくて無理矢理外に押し出された。
お会計を終えた紫耀くんが店から出てきた。
紫耀「さ、帰るか」
『ほんとにいいんですか？お金…』
紫耀「いいって。Aちゃんは黙って俺に奢られてなさい」
『すいません…ご馳走様です。ありがとうございます』
紫耀「ほら行くよ」
私の自転車の暗証番号のロックを勝手に解除しサドルに跨った。
『え、ほんとにいいですよ？また逆方向になっちゃうんで…』
紫耀「何言ってんの？もうバイバイしたいの？(笑)」
『えっと…いや、その…そう言う訳じゃなくて、紫耀くん歩きだし…』
紫耀「俺がいいって言ってんだからいーの！ほら早く乗って！置いてくよ」
『へっ！ちょっと！待って下さいよ』
1人で先に漕いで少し進んだので私は焦って後ろに飛び乗った。
紫耀「捕まっててよ」
今度は自分から紫耀くんの腰に手を回した。
『そう言えば紫耀くん今日は学校無かったんですか？こないだオープンキャンパスの日土曜日だけど授業でしたよね？』
紫耀「あー、俺の取ってる授業は土曜日隔週なの」
『かく…しゅう？』
紫耀「うん。1週間おきに授業があるの」
『へぇ〜大学生はそーゆう事もあるんですね！』
紫耀「だから次の土曜日は授業あるよ」
『なるほど。』
紫耀「まぁでも1コマだけだけどね、俺は。だから来週は昼からならいけるよ」
『え！？来週も教えてくれるんですか！？』
紫耀「え、そのつもりで聞いてきたんじゃないの？(笑)」
『ち、違いますよ！！』
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まあか(プロフ) - やまなかさん» ありがとうございます！！これからもこんな小説にお付き合い下さい☆彡.。 (2020年5月16日 10時) (
レス) id: 2b05592676 (このIDを非表示/違反報告)
まあか(プロフ) - naaaaさん» お返事が遅くなってしまってすいません。ありがとうございます！！ (2020年5月16日 10時) (レス) id: 2b05592676 (このIDを非表示/違反報告)
やまなか(プロフ) - 凄く面白かったです！！これからも進展楽しみにしています！ (2020年5月13日 7時) (レス) id: 3eb5773ae4 (このIDを非表示/違反報告)
naaaa(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください！ (2019年11月17日 8時) (レス) id: 2dbd79ba28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MAPI | 作成日時：2019年10月18日 2時
