【ハイキュー!!】彼との相性は最悪です。【月島蛍】

11.レシーブ。 ページ13

『なぜこうなったなぜこうなったなぜ少ない練習時間に私が参加しているなぜだ』


なぜかあの後、5対5の試合に参加させられることになった私。

赤白で別れるので、赤チームである。

ちなみに白チームのメンバーは、
翔陽、影山、田中先輩に澤村先輩、そしてのや先輩。

対して赤チームのメンバーは、
月島、縁下先輩、スガ先輩、旭先輩、


そして私である。



いやなぜ？？？

コーチ突然何言ってんの？

え、みんな止めようよおかしいよどうしちゃったの。



｢君が全部とるとか言うからでしょ。

馬鹿じゃないの？あぁ、馬鹿か。｣



ふ、と嘲笑う月島。

上から見下ろされると顔にちょっと影出来てすごいウザさ増すの分かる？？

そろそろ殺ろうかな？？？？



『コーチ、やめません？
私入るチームだいたい負けるのがうんめi｢そーいや小鳥、お前の中学全国行ったらしいな？｣

……………な、なんでそれを………。』



｢えぇ！！？すっげぇ！！？｣

｢うるせぇぞ日向ボゲェ！！

おら、サーブ！！｣




まって状況についていけないんだけどなんで始まるのどうしてだよ！！！！

全身から汗が噴き出して焦っている途中で翔陽のサーブがしっかり私の所へ飛んでくる。


『よ、っ』


｢ナイスレシーブ！小鳥！

旭！｣



バシッ！！



…………とまぁ綺麗に決まる決まる。


一応私は宣言通り全てのボールを取って、何本も旭先輩や縁下先輩、月島が決める。



いやそれにしても月島のブロックすげえなおい。


昨日の練習で見た変人速攻がまだ1本も来てないおかげでなんとかレシーブ出来てるけど、あれ来たらひとたまりもないよ。死ぬよ。そもそもとれないよ。

てかもう田中先輩のスパイクで腕が痛いよ！！！




ピーッ




お、月島スパイク決めた。
身長高いとすごい流れるようにボールが飛んでく。
違和感ないなぁ、すご。


｢ナイスキー！月島！｣

｢ナイス！｣

｢ナイスキー月島！｣

『ナイスキー！やるじゃん！

……………え、何その顔』

｢…………え、いや何その手｣

『え、ハイタッチみたいなやつ』

｢…………｣



え、みんなやってるよね？あれもしかして女バレだけ！？
ナイスみたいな事言ってハイタッチあるよね！？



え！？え！？と、スガ先輩や縁下先輩、旭先輩に目を向けるも、苦笑い。

えっないの！？
男はハイタッチなんかしないのか！？ごめん月島ちょー気まずくしちゃったわ！！！

あれでもさっき田中先輩やってたよね！！？

あれなに！！！？

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