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今日は学部も全然違うユンギと私は久々に1限目からの時間割だった。
朝ごはんの支度を終えてユンギを起こしに行く。
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｢ユンギ〜起きて〜｣
『う……ん…………』
寝起きだけはいつ見ても可愛い。
『……ん。』
私の腕を引っ張ってユンギがお約束のおはようのキスをする。
最近ユンギが冷たくて、そっけなくて、
どれだけ不安でも
これだけで毎朝ご機嫌になる私って本当に単純。
……いや、私がユンギにベタ惚れなだけか。
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＊
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私達は2人で家を出た。
ユンギは先週、忙しい中 やっと車をとった。
つまり、今日初めて私はユンギの車に乗る。
彼氏の車なんて初めてでどきどきしてしまう。
それも束の間。
サッと血の気が引いた。
助手席のシートの隙間に女物のリップが挟まっていた。
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｢…ねぇ〜、ここに乗ったのって私が初めてだよね？嬉しいなぁ〜｣
『ん〜』
適当な返事。
……ムカつく。
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なんで？なんでこのタイミングなの？
ここ最近、毎日私は寂しい思いを我慢してるのに
どうしてそうやって追い討ちかけてくるかな…
まだ同棲する前のほうが
時間なんてほんの少しだったけど、
空いた時間は私に会いに来てくれたから
それだけ不安にもならなかったし、不満だってなかった…
________こんなことなら、同棲なんて しなきゃ良かった。
自分の押しの弱さが嫌になって余計イライラする。
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｢…これ、何？｣
思わず嫌悪感満載の声が出ていた。
『あ〜、まなのやつだわ。多分。』
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彼が口にしたのは前の彼女の名前。
って言っても、中学の頃の話で高校の間はずっとフリーだったらしい。
彼女とは幼なじみみたいなもので、もう何年も前の話だし、
今まで２人が会うようなことがあっても何も思わなかった。
________でも今は違う。
なにも無いってわかっててもムカつく。
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｢どうして？｣
『知らね。あいつ酔ってて、家まで送っただけ。』
｢……ふぅ〜ん。｣
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そこから私達は一度も口を開かないまま大学に着いた。
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ﾅﾋ(プロフ) - みーさん» みーちゃん！！！！hshs (2015年10月16日 0時) (
レス) id: cccd6b035e (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - いいかんじ(わたしは誰でしょう←) (2015年10月16日 0時) (レス) id: 652a57fda0 (このIDを非表示/違反報告)
ﾅﾋ(プロフ) - みささん» うわぁありがとうございます！(泣)これで毎日こちらも更新するのが楽しみです(^^)頑張ります！！！ (2015年10月13日 17時) (レス) id: cccd6b035e (このIDを非表示/違反報告)
みさ(プロフ) - ナヒさんお誕生日おめでとうございます。毎日楽しみに読ませてもらってます。ありがとうございます。 (2015年10月13日 17時) (レス) id: 98a1d5ddff (このIDを非表示/違反報告)
ﾅﾋ(プロフ) - miniさん» コメントほんとに頑張る糧になってます(泣)ありがとうございました！ (2015年10月8日 15時) (レス) id: cccd6b035e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾅﾋ | 作成日時：2015年10月1日 20時
