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｢A、A」
身体を揺さぶられてゆっくり目を開けると、目の前に結弦がいた。夢かと思って目をぱちぱちしていると、ふふふと目の前で結弦がわらっている。
｢結弦……？ あの女の子は…？いいの？」
まだ信じられないせいもあって流れに身を委ねて聞くと、え？という顔をされる。
｢女の子？ A、見てたの？あの子はちょっと買い物に付き合ってもらっただけだよ」
何日か家に帰って来なかったこともあって、少し疑いの目で見つめてしまう。すると結弦が苦笑いして、わたしの額にそっとキスをしてくれた。
｢さ、起きて。リビングに行こう」
そう言われてもなかなか起き上がらないわたしを見てまた呆れたように笑ったかとおもえば、身体がふわりと持ち上がる。結弦がよいしょ、と掛け声をかけて、お姫様抱っこされた。
｢A」
リビングの椅子に向かい合わせに座ると、結弦が照れくさそうに笑ってわたしの目を覗き込んでいる。
｢俺はこれからも、ずっと、Aのことだけが好きだよ」
そう言って取り出してきたのは、洋服━━以前わたしが結弦とあの店に行ったときに欲しがった洋服だった。
｢え、……なんで」
｢だって今日、付き合って8年目の記念日だよ」
忘れてたという顔をしているだろうわたしの目を覗き込んで、今度は唇にキスをくれる。
｢もうずっと俺は、Aのことだけ見てたよ。もうA以外、考えられない」
そう言ってまたキスされて、それがどんどん深いものになっていく。気づけばまた抱きかかえられて、寝室のベッドに寝かされ、服を脱がされる。
｢結弦、」
結弦に与えられる熱に浮かされながら、何度もその名前を呼ぶ。何？と言ったその鎖骨にキスを落としながら、首に手を回して耳元で囁いた。
｢わたしはずっと結弦のものだよ」
優しい熱に浮かされながら、もう何度目かわからない永遠を誓い合うキスをした。
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るみな(プロフ) - みのりちゃん！みのりちゃんってTwitterの垢消した？ (2014年9月19日 20時) (
レス) id: 02d437f7a8 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜(プロフ) - 愛さん» 遅れてしまいました、すいません。こんな感じでよろしかったでしょうか。よろしければまたリクエストよろしくお願いいたします！ (2014年8月21日 15時) (レス) id: d5267a70cb (このIDを非表示/違反報告)
紗夜(プロフ) - yuriさん» お家のお話ですね、遅くなって申し訳ありません、がんばって書いてみますので少々お待ちください。 (2014年8月19日 16時) (レス) id: d5267a70cb (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 日本選手との絡み！リクエスト答えてくださってありがとうございます！もうドキドキでした笑 (2014年8月16日 8時) (レス) id: e7a06dc620 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜(プロフ) - はなこさん» こんばんは！ありがとうございます！うれしいですー＊ 書くのとても難しかったです笑 そう言っていただけるとすごくうれしいですー！ええ、そうなんですか！？ わたし羽生さんの次に町田さんがすきなのですが、わたしの世界観で勝手に町田さんを書かせて頂きました笑 (2014年8月14日 22時) (レス) id: d5267a70cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗夜 | 作成日時：2014年7月25日 13時
