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じゃあ何なん？とさらに聞いてきた高橋選手の目をまっすぐ見て、結弦が答える。
｢俺らもう夫婦です」
一拍置いて。ええええ？！というみんなの大きな声が響く。右隣に座った樹くんが｢うるさいな｣と耳を塞ぐと、すかさず織田信成選手からのツッコミが飛ぶ。
｢なんで樹はそんなびっくりしてないん？！｣
村上選手や浅田選手がまだびっくりというような表情を浮かべているにもかかわらず、わたしと結弦を覗いて樹くんだけがこの場で冷静なままで居ることに気づいたらしい。
｢だって僕、知ってましたから」
にかっと笑顔を浮かべた樹くんに、再び大きな声が響く。そんな様子を見て、わたしと結弦と樹くんは、目を合わせて笑った。
｢ゆ、ゆづくん、結婚したのー？！」
浅田選手がやっとのことで元の表情に戻り、結弦に聞く。
｢うん、まだ籍を入れただけなんだけどね。夫婦別姓だし。現役を引退したらちゃんと夫婦同姓にするつもり」
平然と答える結弦に驚いているのか、樹くん以外はもう口を開こうとしない。この状況をちょっとだけ楽しいと思ってしまうわたしは、意地悪だろうか。
しばらくすると注文した肉が運ばれて来て、みんなが焼き始める。結弦には驚いたなあと口々に言いながらおいしいお肉を食べ、楽しい夜は更けていった。
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｢たのしかったね」
帰りがけにスタバでコーヒーを買って、ふたりでだれもいないわたしの家に帰宅する。結弦はさっきから、緩みきった頬を隠せていない。
｢驚いたときの大ちゃんの顔！ふ…ふはは…！」
思い出し笑いを繰り返す結弦にわたしも笑いながら、リビングの電気をつける。手を洗ってから椅子に座ると、結弦が唇にキスを落としてきた。
｢みんなにAのこと紹介できてよかった」
キスの合間、結弦がほんとにうれしそうにそう言ってくれるから。わたしもたまらなくうれしくなって、その唇にキスを落とした。
｢A、俺と結婚してくれてありがとう」
こちらこそだよ、結弦。
もういちどキスを落とせば、結弦が、幸せそうに笑った。
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るみな(プロフ) - みのりちゃん！みのりちゃんってTwitterの垢消した？ (2014年9月19日 20時) (
レス) id: 02d437f7a8 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜(プロフ) - 愛さん» 遅れてしまいました、すいません。こんな感じでよろしかったでしょうか。よろしければまたリクエストよろしくお願いいたします！ (2014年8月21日 15時) (レス) id: d5267a70cb (このIDを非表示/違反報告)
紗夜(プロフ) - yuriさん» お家のお話ですね、遅くなって申し訳ありません、がんばって書いてみますので少々お待ちください。 (2014年8月19日 16時) (レス) id: d5267a70cb (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 日本選手との絡み！リクエスト答えてくださってありがとうございます！もうドキドキでした笑 (2014年8月16日 8時) (レス) id: e7a06dc620 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜(プロフ) - はなこさん» こんばんは！ありがとうございます！うれしいですー＊ 書くのとても難しかったです笑 そう言っていただけるとすごくうれしいですー！ええ、そうなんですか！？ わたし羽生さんの次に町田さんがすきなのですが、わたしの世界観で勝手に町田さんを書かせて頂きました笑 (2014年8月14日 22時) (レス) id: d5267a70cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗夜 | 作成日時：2014年7月25日 13時
