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｢僕のことを好きでいてくれるんだったらさ、僕がすげー好きなこの子のことも好きでいてあげてよ！ 秘密の話、この子、僕の奥さんなんだよねー！あ、ここだけの、秘密、だよ？」
あざとく首を傾げている結弦が見えて、女の子たちの真っ赤な顔も見える。そしてそのままかくかくと頷くと、失礼しますと言って女の子たちは立ち去っていった。
｢A、ほら、立って」
だいじょうぶ？と聞きながら、ちらばっているお茶を拾い上げて、それからわたしの手を掴んで立ち上がらせてくれる。結弦の体温を感じて、安心したのか今更だけれど恐怖でガタガタと身体が震え始めた。
｢ゆ、ゆづ…る…結弦、こわかった……！」
こわかったこわかったと言っているうちに、どうしようもないほど涙が出てきて。立っていられないほど足が震え出したから、結弦の肩にしがみついた。
とりあえず部屋に戻ろ、と言われて抱きかかえられると、あっという間に部屋につく。中に入ってベッドにわたしを寝かせると、結弦が唇にキスを降らせた。
｢ごめんね、A」
何度も何度もキスをしては、何度も何度も謝るから。もう謝らないでと身体を起こしてキスをすれば、綺麗な切れ長の目がさらに細くなった。
｢ごめん、俺と一緒にいると、いいことない｣
結弦が、自信なさそうにそう言って。その目からはらりとひとつぶ、涙が落ちた。それを拭うようにもう一度キスをする。
｢だからって、結弦と別れるなんてもう、考えられない｣
そういえば、Aは馬鹿だね、と結弦が笑うから。馬鹿でもいいよと笑って見せた。
君の隣なら、どんな風にふかれても笑っていられるような気がするんだよ。ねえ結弦、わたしだけじゃないって、信じたいの。
その夜、わたしと結弦の泣くようなキスが終わることはなかった。
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るみな(プロフ) - みのりちゃん！みのりちゃんってTwitterの垢消した？ (2014年9月19日 20時) (
レス) id: 02d437f7a8 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜(プロフ) - 愛さん» 遅れてしまいました、すいません。こんな感じでよろしかったでしょうか。よろしければまたリクエストよろしくお願いいたします！ (2014年8月21日 15時) (レス) id: d5267a70cb (このIDを非表示/違反報告)
紗夜(プロフ) - yuriさん» お家のお話ですね、遅くなって申し訳ありません、がんばって書いてみますので少々お待ちください。 (2014年8月19日 16時) (レス) id: d5267a70cb (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 日本選手との絡み！リクエスト答えてくださってありがとうございます！もうドキドキでした笑 (2014年8月16日 8時) (レス) id: e7a06dc620 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜(プロフ) - はなこさん» こんばんは！ありがとうございます！うれしいですー＊ 書くのとても難しかったです笑 そう言っていただけるとすごくうれしいですー！ええ、そうなんですか！？ わたし羽生さんの次に町田さんがすきなのですが、わたしの世界観で勝手に町田さんを書かせて頂きました笑 (2014年8月14日 22時) (レス) id: d5267a70cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗夜 | 作成日時：2014年7月25日 13時
