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翌日。
カタカタとパソコンを打つ音が響く保健室。
少し疲れたから休憩しようと手を止めるとふと思い浮かんだのは北山くん。
結局あの後追いかけたけどもういなくて、お言葉に甘えて傘借りて帰ったんだよね。
あいつ絶対濡れて帰ったでしょ。
普段チャラチャラしてるくせに、あーゆう時だけ男気見せてくるんだから。
風邪、ひいてたりしないよね？
はーー、と大きなため息がでた。
「朝から何その不快なため息」
清々しい朝が腐るわー、って言いながらドアにもたれてる北山くんは目が合うとにやりと笑った。
そしてお決まりのソファーにドカッと腰を下ろす。
「昨日はありがとうね。その…おかげで助かった、から」
いつも言い合いばかりでふざけた会話しかしていないから、面と向かってお礼を言うのはなんだかむず痒かった。
そんなわたしの様子を見て彼はゲラゲラ笑う。
傘を返そうと思い彼の方へ近寄ると、
「来んな」
「は？」
「だから、来んなって」
頑なにわたしを拒む。
意味わかんないし、と思って北山くんの顔をじーっとみた。
「もしかして、あんた…」
「そんなに俺の顔見ちゃって、惚れた？」
「熱あんじゃないの？」
「…ねーよ」
「顔赤いし」
「ねーって」
「体温測って見せてよ」
観念したのか体温計を受け取った。
しばらくし無機質な機械音が鳴り響き、ん！と押し付けられた体温計の温度を確認すると
「38.2℃」
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ビックリトマト(プロフ) - ルチさん» コメントありがとうございます！！一気読みして頂いたんですね！めちゃくちゃ嬉しいです！！引き続き更新して参りますので、応援よろしくお願いします！(；；) (2019年2月25日 14時) (
レス) id: 39d91bf835 (このIDを非表示/違反報告)
ルチ(プロフ) - コメント失礼します。とっても素敵な文書でパート１も合わせて一気に読んでしまいました…！今後も楽しみにしています(＞＜) (2019年2月23日 21時) (レス) id: d9572a5cc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビックリトマト x他1人 | 作成日時：2019年2月22日 11時
