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第弐拾伍話「技」 ページ27

何が起こったのか分からなかった。


でも私は死んでいなかった。



私の体は屋敷の1階にあった。

上から瓦礫が落ちてくる。



鬼は?


何処に行った?


早く探さなければ。



体を起こそうとした時だった。



視界が狭い。



体が重い。




それでも頑張って体を起こして足を着いた。





「あの技をあの体勢で受けても生きていたのか」



真横から声が聞こえた。


鬼の声。



即座に距離を取った。





「潰れた左目 砕けた肋骨 内臓は無事なようだが
あの時の杏寿郎と同じだな」




何を知ったような口で...





「お前は誰だ?

その羽織は杏寿郎のもの


その呼吸も



その闘い方も」



ギリッと奥歯を噛み締める。



「私は煉獄Aだ!!


煉獄杏寿郎は私の兄




お前が兄を語るな!!」



また涙が零れ落ちた。

怒りで刀を握る手が痛い。


様々な傷口から血が吹き出る。



__炎の呼吸 奥義 __




腕が引きちぎれそうになっても



足が折れそうになっても





__玖ノ型 煉獄__





私は兄の技を打った。

第弐拾陸話「声」→←第弐拾肆話「上弦」



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エリ(プロフ) - 面白かったんですけど、最後どうなったのか分かんないです。煉獄さんの妹の夢主はやっぱり死んでしまったんですか?どうして鬼になってしまったのかも分かりません。長文失礼しました。 (2019年7月17日 19時) (レス) id: 5baed310b5 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - 喩え貴方を喰ろうともの女の子と思われます (2019年6月1日 18時) (レス) id: a84e4bce58 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - ゆゆ湯さんへ 多分この小説は捺稀さんの別の小説の主人公の女の子が最後に出ているかと思われます。 (2019年6月1日 17時) (レス) id: a84e4bce58 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ - んんん!?私の理解力がないだけかもしれないですけど、最後の方で、夢主がフードを被った夢主と同じ名前の子に殺されましたけど、どうゆうことですか?? (2019年5月26日 20時) (レス) id: 8c0a43e225 (このIDを非表示/違反報告)
捺稀(プロフ) - 紅さん» 此方の作品も読んでくださったのですねありがとうございます。紅さんのコメントを見て私はいつも嬉しく本当に助けられています。このお話を読んで頂けて、挙句煉獄さんのことも好きになって頂けて、本当に本当に嬉しいです。最後まで目を通して頂きありがとうございます (2019年5月7日 23時) (レス) id: 49f76c2279 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:捺稀 | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年4月19日 21時

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