Honey bear【BTS】

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(TH side)







席を立ってリビングの端っこに落っこちてたそれを拾い上げてAの元までもっていく。


満身創痍で出してやったもの、それはライオンのぬいぐるみ。

立髪が立派でとても強そうだけどつぶらな瞳を持っていて可愛らしいとかっこいいを兼ね備えたこれは俺と似ているってペンがくれたもの。




ほらどうだ、と言わんばかりにゆらゆらと目の前で揺らしみる









「.....か、かわいいっ…」








手を伸ばして俺からライオンを取ろうとするけど、

へへへっ






ひょいっ




「…わっ、」

TH「貸してほしい？」

「い、いじわるですね、」

TH「年下の俺達とも仲良くしてくれるんなら貸してあげてもいいけど？」

「、いらないっ」

TH「もう可愛くないなあ」









一度も俺の目を見ないし反抗してくる。困ったちゃんかよ









YG「つまんねー事すんな。はやく座れ、飯食えない」

TH「あっちょっと、もう！ユンギヒョン〜〜」









俺の手からライオンさんを奪い取ってさらっとAに渡しながら気だるげに言うユンギヒョン。ほんとにやだ、このヒョン









JN「はい！テヒョンが席に座ったところで。みんな、美味しく頂いてね〜」

JM「もう美味しく頂いてますよ〜」

HS「ジミナ、それとって」









何も無かったかのように食べ進めるみんなに少し、いやだいぶ苛立ちが募ったけど









「…もぐもぐっ」









俺のライオンさんを膝の上に置いてその手を合わせながら頂きますをするAに心底どうでも良くなった。









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