▽ 緑谷side ページ35
いつもと変わらない朝。
変わらない日常。
でも、1つ変わったとするなら…
｢おい、あのニュース見たか？
『最強の女敵』のニュース！｣
｢見た見た！確か『薙刀』って敵名の子でしょ？
あの子、ある意味凄いよね〜。
どういう神経で
｢つかさ、可愛い顔してエグいこと言ってたくね？笑
あれマジで萎えた笑｣
｢あ、それな！笑
『だから殺してやったのよ…ｯ!!
死なないとわかんないでしょ馬鹿だからｯ!!』だろ？笑｣
｢ちょｯ!!笑笑 お前似すぎｯ!!笑笑｣
僕のクラスメイトが敵だと世間に知られた事だった。
勿論、僕らも知らなかった。
彼女は隠していたんだ、ずっと…。
…もしかして、彼女は本当に＿＿＿＿＿…
麗日｢…デクくん？大丈夫？｣
緑谷｢う、ぅう麗日さんｯ!?/////｣
視界に入ったのは
心配そうにこちらを覗き込む麗日さんの顔。
声を掛けられて気付いたけど、もう学校についてたんだ…。
緑谷｢だ、だだ大丈夫だよ…ｯ!!
ごめんね、心配かけて！｣
麗日｢いや、別にいいんやけどね♪
にしても、何をそんなに真剣に考えてたの？｣
緑谷｢…あ、いや…。Aさんの事、だよ…。｣
麗日｢……あぁ…、そっか。｣
本当なら、あまり触れない方がいい内容なのは分かってる。
…でも、それとこれとは違うと思ってもいた。
彼女は僕らのクラスメイトであり、
共に時間を過ごしてきた仲間でもあった。
麗日｢……またAちゃんと、お話したいな…。｣
緑谷｢…うん、そうだね。｣
こんな願いは、世間から見れば許されるものじゃない。
彼女は強敵な敵であり、殺人犯だ。
必ず反対派が出てくる。
…でも、それでも僕は…諦めきれなかった。
緑谷｢……助けてたいな…。｣
麗日｢…うん。けど、どうしようも……｣
峰田｢おいおいお前ら、
まさかアイツを助けたいって思ってるのかｯ!?｣
…峰田くん？
峰田｢だってアイツは敵だったんだぞｯ!?
しかも人を躊躇いもなく殺したんだぞｯ!?
アイツ相手じゃ助けるどころか殺されに行くようなもんだｯ!!｣
上鳴｢…俺もそう思う。あの生中継見たろ？
あんなヤツが近くにいたとか…、考えるだけでも怖ぇよ…。
それに、合宿の時の襲撃だって…
アイツは密告者なのかもしれないんだよ！
なぁ、お前らだってそう思うだろｯ!?｣
“ 密告者なのかもしれない ”
その言葉を、僕らは瞬時に否定できなかった。
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紅華(プロフ) - 面白いですぅ、 (2021年9月3日 19時) (
レス) id: 530da25b74 (このIDを非表示/違反報告)
K_564_(プロフ) - 鬼蕗さん» ありがとうございます!!返信が遅れて申し訳ありません<(_ _*)> ちょっと頭のネジ飛んでますもんね！w (ちょっとどころじゃない) (2019年8月1日 1時) (レス) id: 6c24e24b0d (このIDを非表示/違反報告)
鬼蕗(プロフ) - 初めて見たけど、面白いですね！投稿楽しみにまってます！皆のヤンデレ（？）加減が…w (2019年4月3日 21時) (レス) id: ca90d34da2 (このIDを非表示/違反報告)
K_564_(プロフ) - りんごさん» ありがとうございますｯ!!頑張りますｯ!! (2019年2月8日 21時) (レス) id: 6c24e24b0d (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - いつも投稿楽しみにしてます！これからも頑張ってください！！ (2019年2月8日 20時) (レス) id: 0ff48bfd3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四つ葉のクローバー | 作成日時：2019年1月14日 2時
