▼ ＊この話の後半から血が多くなります。 (注意) ページ22
『オールマイトｯ！オールマイトｯ！オールマイトｯ！＿…』
テレビの中から、
オールマイトの勝利を喜ぶ国民の声が上がった。
画面を見ると、空へ向かって伸ばすボロボロの拳。
あちこちから血が流れ、今までに無いぐらいの惨めな姿。
頭がボーっとする…。
ただ、あたしに分かってるのは、
まだ気絶してるはずの黒霧のゲートを開き、
くぐる瞬間に弔の声が聞こえたぐらいだ＿＿＿＿＿…。
｢この下、2人居ます！あっちにも！｣
｢ヒーローです！もう大丈夫ですからね！｣
｢はい、かなり出血が酷いです！すぐに手配を！｣
耳障りな声。ヒーローか…？…何でここに……。
｢…！キミ、大丈夫？立てるかい？｣
瓦礫の隙間から手が差し伸べられる。
負傷者と勘違いされてるのか…？
…でも、今はどうでもいい。
お茶子ちゃんの
すると、手を差し伸べてきたプロヒーローの顔が見えた。
｢…！キミは＿＿＿＿…｣
何かを言おうとしていたが、爆豪くんの個性を使って
プロヒーローと共に瓦礫を退けた。
爆破の音で、ヒーローやテレビがこちらに気付く。
｢あ、あれは…ｯ!!あれは拉致された生徒の1人ですｯ!!
彼女1人でどうやって敵たちから逃げてきたのでしょうかｯ!!?｣
カメラがあたしの方を向き、
1人のヒーローが近寄って来る。
よく見ると、
そのヒーローは元々殺す予定のヒーローだった。
…じゃあ、別にいいか。
保護しようと肩に伸びた腕を掴み、
そのまま薙ぎ倒して頭を踏んで潰した。
と同時に、何処からか悲鳴が上がった。
｢ど、どういうことでしょうかｯ!?
拉致された生徒が、プロヒーローを…ｯ!!｣
混乱の声が上がる中、次々にプロヒーローがやってくる。
ヒーローが個性を使おうとするが、
させる前に喉に瓦礫の破片を突き刺す。
1人殺した後、後ろから首を締められるが
後頭部で頭突きをして一瞬緩ませ、背負投げをして上に乗っかる。
そして顔を固定し、瓦礫で顔を叩き潰す。
｢貴様ｯ!!抵抗せずに大人しく跪けｯ!!｣
警告を無視し、プロヒーローたちを睨み続ける。
意地でも確保しようと
殴りかかろうとするプロヒーローの首を掴み、締め上げる。
キツく首を絞めると、ｺﾞｷｯという音が聞こえ、
血がダラダラと流れてあたしの顔に落ちた。
A｢…邪魔だよ、用があるのは貴方たちじゃない。｣
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紅華(プロフ) - 面白いですぅ、 (2021年9月3日 19時) (
レス) id: 530da25b74 (このIDを非表示/違反報告)
K_564_(プロフ) - 鬼蕗さん» ありがとうございます!!返信が遅れて申し訳ありません<(_ _*)> ちょっと頭のネジ飛んでますもんね！w (ちょっとどころじゃない) (2019年8月1日 1時) (レス) id: 6c24e24b0d (このIDを非表示/違反報告)
鬼蕗(プロフ) - 初めて見たけど、面白いですね！投稿楽しみにまってます！皆のヤンデレ（？）加減が…w (2019年4月3日 21時) (レス) id: ca90d34da2 (このIDを非表示/違反報告)
K_564_(プロフ) - りんごさん» ありがとうございますｯ!!頑張りますｯ!! (2019年2月8日 21時) (レス) id: 6c24e24b0d (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - いつも投稿楽しみにしてます！これからも頑張ってください！！ (2019年2月8日 20時) (レス) id: 0ff48bfd3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四つ葉のクローバー | 作成日時：2019年1月14日 2時
