【死柄木弔】俺の家族 (ページ50)

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◆ ページ50

怪我人3｢うわぁあああｯ!!
お、おばｯおばぁちゃんがァあぁああｯ!!!｣

まずは頭から出血をしている男の子に寄り添う。

A｢ボク～？もう大丈夫だよ！お姉ちゃんが来たからねぇ♪

今ちょっと呼吸しずらいでしょ？
慌てずに、ゆーっくり呼吸してごらん？｣

笑顔で頭からの出血を止血しながら呼びかける。

この年頃の子供はパニックになりやすい。
だったら、まずは安心させるべき。

怪我人3｢……ぅ、ｯｸﾞｽﾞｯ…うぅぅぅ…ｯ
…お、おば…おばぁちゃぁぁん…ｯ!!｣

A｢うん、おばぁちゃん心配だよね～。
おばぁちゃんは、お姉ちゃんが絶対に助けるから泣かないで。ね…？｣

優しい笑顔で呼びかけると、『本当…？』と男の子は顔をぐしゃぐしゃにしながら聞いてきた。

勿論♪と答えると、男の子は泣き止んで大人しくなった。

これで1人目クリア。

次はこの高齢者。

早く助けないと間に合わなくなる。

A｢(ﾄﾝﾄﾝｯ) 助けに来ました、ヒーローです！
聞こえますか～？(ﾄﾝﾄﾝｯ)｣

意識不明の怪我人の方を優しく叩く。
直ぐに怪我人の口元に耳を近づける。

だけど、反応が無い。まだ意識が戻っていない証拠。

A(……早いけど、回復を使うか…。)

体力消耗を考えながら怪我人の体に片手を当てる。

すると、手から紫色の光が出た。

怪我人4｢…うっ………うぅ…ｯ｣

高齢者の怪我人の意識が戻った。

A｢お婆さん、聞こえますか？ヒーローです！｣

怪我人4｢……ヒーロー…？｣

A｢はい！お孫さんは少し怪我をしましたが、
命に別状は有りません。
お孫さんと共に、応援が来るのを待ってて頂けますか？｣

お婆さんの同意を貰い、これで2人目クリア。

残るは軽傷者の女性と重傷者の男性。

軽傷者の女性は個性で怪我を治し、
骨折の重傷者の男性も個性で治して木の板で固定をした。

怪我人1｢ありがとうヒーローｯ!!｣

怪我人2｢貴女のおかげで助かりました！｣

怪我人の方からお礼を言われていると、

？｢…よォ、待ってたぜ…ヒーローｯ!!｣

ヴィラン役らしき人が立っていた。

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遅くなりましたが、
沢山の方々からの順位やお気に入り登録ありがとうございますｯ!!

更新速度が亀だったり、
内容がちょっとシリアスだったりで本当にすみませんｯ!!

これからも『先生の娘』を宜しく御願いしますｯ!!