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目を開くと自室とは違う天井。
慌てて身体を起こすと教授がソファで新聞を読んでいた。
『_____おはようございます』
セ「お目覚めのようで Ms.スリザリン」
此処は…教授のベット…あれ…？私昨日…
『ｯすみませんでした！！』
本を読んだまま寝落ちした気が…
セ「左様」
心を読まれた。
もしかして…もしかして…お姫様抱っこ…？
すると教授は鼻で笑った。
セ「左様」
命日なのか…？教授が！私を！？
セ「朝から騒がしい、出てけ」
半ば強制的に追い出され、自室でシャワーを浴び身支度をして部屋を出た。
教授がお姫様抱っこをして私をベットに運んでくれた…？？
なんて夢展開…尊い…好き…
夢見ていたことが現実になってしまった。
ツ「なーにニヤニヤしてるの」
『わ〜みっくん〜』
大広間に向かう途中、みっくんに出会った。
教授の部屋で寝た、なんて言える訳がない。
ツ「良い事あったんだ〜？もしかしてスネイプ？」
『____秘密！』
言い逃げをしようと廊下を大疾走をするも、負けじと追いかけてくるみっくん。
『___ｯごめんなさい』
曲がり角でドンと正面衝突した。
そ「朝から騒がしいなぁ」
エ「変わらないね性格は」
リ「今からみっくんとAを迎えに行こうとしてたけど来たね〜」
ニヤニヤしてる3名と背後から大声を上げて向かってくる人1名。
何も変わってない私達の日常そのものだった。
そ「で、どう？1日終えて」
リ「なんだかんだで楽しくやれてるよ」
ツ「俺もー！」
そ「なぁ聞いてくれよ！ハリーがさ…」
盛り上がる3人を横目にえいちゃんの目がふと陰った気がした。
『___えいちゃん、どしたの？』
エ「___なんもないよ」
嘘ついてる時に首触る癖直ってないんだから。
私の視線に気が付いたえいちゃんは深い溜息を吐いた。
エ「___あー！もー！わかった話すよ」
マルフォイ家は死喰い人だから自分もそうなる運命だと知っていること。
その時に備えて3人から離れようとしていること。
私の話に付き合ってくれていたのはいつもえいちゃんだった。
私の為に途中まで読んでくれてたんだ。
しかも半端な所までしか知らないから特に怖いだろう。
『___私ね、組分け帽子の時に光か闇、どちらに転ぶかは君次第って言われたの。えいちゃんがどっちに行っても守るから』
きっとえいちゃんは闇の帝王側につくだろう。
サラザール同様"血の呪い"だ。
生まれながら持っての一生の十字架でもある。
血の呪いは逃れられない。
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チキン(プロフ) - いなさん» コメントありがとうございます！嬉しいです(*´-`)今後も続いていくので是非見守って頂けると嬉しいです！ (2019年7月14日 10時) (
レス) id: 35a9e5ba09 (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - 最高の組み合わせです！！！私も同じくハリーポッターとアバンティーズが好きなんです♪ (2019年7月14日 10時) (レス) id: 07d4747a8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チキン | 作成日時：2019年6月27日 11時
