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「じゃあ、明日の7時いつもの居酒屋さんね」
凛華は笑顔で居酒屋さんの名刺を渡してくる。
「了解」
ということで今日は珍しくお酒も飲まずにお開きになった。
凛華とは帰る方向が別なので、1人で電車にのり、すっかり暗くなってしまった帰路を歩く。
こんな時家まで送ってくれる彼氏がいたらなぁ…なんて非リアの嘆きを繰り返すけど現実は現実で、目の前の事実は何も変わってはくれない。
「あーーー、ただいまぁ！」
家に帰って直ぐにクレンジングオイルで化粧を落とす。薄いのは落としやすいし楽だけど草川さんに怒られちゃったからなぁ。明日から濃くしてもキャラじゃないってのがオチだし。
まぁ、明日は合コンだからね。気合い入れてかなきゃ。そしてこの虚しい帰り道から脱出するぞ〜っ
そのひはいつものように馬鹿呑みせず、明日に備えて早く眠りについた。
気合い入れるのも珍しいな。そろそろ1人は辛いってか、
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作者名：りの | 作成日時：2019年6月15日 18時
