美 彩 恋 愛

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"Aやばいよね。
もうなんかほんと憧れっていうかー"




"A以上の美人はいないっしょ！"







特に若い女の子達からの支持は


自分でも実感している。








ネットで検索すれば

私の噂ばっかだけど。







どの俳優と寝たか、とか

当たってるのもあるけど

ほとんど違うし。









羽「Aさん、次の取材なんですけど、
急遽撮影も入っちゃって…」





「何それ。さっき決まったの？」





羽「今日の監督さんから
ついさっき連絡来て……」




「監督って誰だっけ。」




羽「小田さん、です。」




「あー……あの変態か。」






一年前くらいに売り込みで

寝たことある人だわ。








勝手に撮影とか困るっての。









『Aちゃん、ごめんねー！撮影入っちゃって！』




「全然、大丈夫です。監督とご一緒出来て
嬉しいですもん。」





なんて言いながら腰に手を回せば

簡単にコロッといっちゃう。






『今日も美しいよ、Aちゃん。』







ほらね。









『あ！それと、今日の撮影なんだけど。
新人のモデルちゃんと一緒に撮ることに
なっちゃって。』






うーわ。




何それ。







「へーそうなんだぁ〜。」






笑ってごまかすしかない。








？「あ！あの！新人の楓です！
今日はよろしくお願いします！」





ふーん……


清純派な子。






「こちらこそ。よろしくね？」









本当にド新人持ってくるなんて。








けど撮影のテーマは




大人の色気。






下着姿での撮影。






『Aちゃん良いよーー!!』





私の隣では緊張しまくりの新人ちゃん。




いきなりの大人な撮影だから

どうしていいか分かんないんだろうなー…







私は彼女を押し倒した。









『Aちゃんそれいい!!やばいよ!!』







外野には聞こえないように



新人ちゃんの耳元で囁く。









「ねぇ。喧嘩売ってる…？」



楓「えっ…そんなこと…」



「だったら、脱げば？
………一度、壊れちゃえばいい。」






私の一言で彼女の目が変わる。





人は核心を突かれると



変われるもんだから。






女は特にね。






『楓ちゃん最高!!もっと!!』







脱ぎ始める新人ちゃんは



目の色も雰囲気も全てを変えてきた。





女は誰だって蝶になれる。




そして、





壊れていけばいいのよ……

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