共演NG！【男.性.声.優】

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(※ちょっと絡む描写が入ります)
(※"えぐまる"です。途中リバっぽい雰囲気がありますが、"えぐまる"です)





生放送のラジオが終わって、感想をツイートしようと
Twitterを開くと、1番上に表示されたのは、
拓也さんとこうたろさんが飲みに行っているというツイートで。

リプ欄には、「お似合い」「付き合ってる？」という文字の羅列。
あぁ、見るんじゃなかった。
僕は沈んだ気持ちで1人、家に帰った。



お風呂に入ってからも、
ぐるぐると頭の中を回るのは姉さんに言われた一言。
「もっと素直にならないと奪われるよ。」
素直、ってどうするんだろうか。
色々考えていても何も浮かばず、加えて疲れが溜まっていたのか、そのままソファーで寝落ちしてしまっていた。



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次に目を覚ましたのはガチャガチャと、鍵を開ける音。
バタンと大きな音がしたから、玄関まで行くとぐでん、と床に転がっている拓也さん。
ふにゃふにゃ、としている顔に、僕の中の何かがぷつりと切れた。




『…拓也さん。』


「ん〜…？あ、なまえだ〜」





体を廊下の壁にもたれ掛からせ、拓也さんの顔を覗き込むと呑気に僕の名前を呼ぶ拓也さん。
そんな姿になぜかむっとして、
拓也さんの半開きの唇に噛み付くように口付けた。




「っ…なまえ、？」




唇が離れて、至近距離で拓也さんと見つめ合う。
お酒なのか、雰囲気なのか分からないが
薄く赤く染まった顔で名前を呼ばれた。
僕にはそれがぞくぞくした。だから、もう一度口付けた。





『ベッド…行きましょ、』




拓也さんの口の中はビールの苦い味がした。


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(※※次回ちょっと乗っかります。ほんとに乗っかるだけです。)

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