▽14.やっぱり ページ14
▽
収録は無事終わって、挨拶を一通りして帰ろうとしたら、腕を掴まれた。
『、』
あの日と同じだ。渡辺くんと連絡先を交換した日。
忘れもしない、嬉しかったんだもん。
渡「(ちょっとだけ話せない?)」
『··· (渡辺くんの時間が大丈夫なら)』
でもね、私たちはもう子供じゃないんだよ。
学生の頃みたいに自分たちが良ければ良いだけの恋愛なんて簡単に出来ない。
ましてや、最近人気のジャニーズ、アイドルが恋愛なんて御法度でしょう?
私のせいで夢を諦めて欲しくない。
昔、渡辺くんはいつかの日に言ってた。
「いつかデビューして、もっと強い人間になりたい」
デビューするなら、私は傍に居ちゃ行けない。
渡辺くんが、メンバーさんと話してる時も、昔は小さな音ではあったけど聞こえたのに、
今はなんにも聞こえない。補聴器付けたって無音のまま。
こうなるのも分かってたのに、やっぱり渡辺くんの柔らかくて優しい声が聞きたいよ。
1954人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
1%の可能性を100%信じる人(プロフ) - 完結おめでとうございます!更新されるたびに楽しく拝見させてもらっていました。完結するのは、嬉しくもあり、寂しくもありますが、新作楽しみに待ってます! (2021年2月20日 22時) (レス) id: 1757092766 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年2月18日 13時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:速水 。 | 作成日時:2021年2月5日 14時