果 ページ7
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「……おい、ジョニィ…」
ジャイロがこの
どうしたの? と言いたげな瞳で。
…………愛しのAを、抱きしめて。
「申し訳ないけど僕とAがハグするのは法律で定められてるんだよね」
「ンな法律あってたまるか!!」
「破ったら僕がA不足で死ぬ。くたばる」
「あ゙〜〜惚気うざ〜〜……」
はぁ〜〜〜…なんて、今世紀最大の溜息をひとつ。初期の頃は困り顔を浮かべていたAも慣れたのか感覚が麻痺してきたのか、今ではバックハグされながら本を読む始末だ。
……しかし…以前のジョニィからは考えられないほどのデレっぷり。素直すぎるというか、流石に少し度が過ぎているというか。
何があったのかは分からないがとてもきもちがわるい(小並感)。
「…ジャイロ、嫉妬? 僕のAに手出したら、流石の君でも容赦しないよ」
「…いや、そんなんじゃねぇケド……ほら、なんつーか…レース中の振る舞い方といいますか…」
「……うん、僕たちを狙ってくる刺客のなかにAに一目惚れする輩がいるかもしれないからマーキングしてるだけだけど…」
「そんな輩いねぇだろ…」
むしろ、今まで戦ってきた奴らは8割ほどドン引いていた。中には妬ましく思っていそうなのも心底どうでもよさそうなやつもいたが。とにかくドン引き率が高い。
「…ところでA。いつ結婚する?」
「えー、ジョニィとはしたくない…」
「は? えっ何で? スタンドガラスに彩られた白い教会で2人だけの永遠の愛を誓うんじゃないの…?」
「ちょっと妄想が過ぎる」
そう、ここだ。1番の問題は。
Aには、全くそういう気がないということ。
「…どっちかって言うとディエゴが好みだな〜」
「コロス」
「待てそれ地雷だってやめろバカバカ」
どうにかしてヤンデレルートを回避しなくてはならない…ジャイロの苦労は続く。
〜
「A、ほんとに好き」
「Aが振り向くまで絶対に諦めないからね」
「でも、運命の糸で繋がれてるから。いつかは結ばれる運命だよ? …そんな(可愛い)顔しないで、冗談」
【最終ツンデレ度-ツンデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレ】
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どりこく(プロフ) - 【https://uranai.nosv.org/u.php/novel/dorikoku3/?rhraw=1】←こちらにて連載続けるのでよろしくお願いします🙏(アカ変しましたが作者本人です) (9月20日 21時) (レス) id: ad32d776ac (このIDを非表示/違反報告)
ソフト - ジョニィの小説嬉しい☺️ (9月19日 16時) (レス) id: c162779454 (このIDを非表示/違反報告)
狼アユロ(プロフ) - Good!なかなか面白いゲーム(小説)だ! (9月14日 19時) (レス) @page3 id: 9cbcaf04ea (このIDを非表示/違反報告)
そな(プロフ) - ジョニィ夢少ないので助かります…👍👍👍ヤンデレジョニィ好きです!! (9月8日 21時) (レス) @page7 id: 8240083825 (このIDを非表示/違反報告)
サナ - 大好きです♥️更新待ってます!嫉妬してるジョルノ可愛い! (9月4日 20時) (レス) @page6 id: 8678ad65e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ドリコク鳥 | 作成日時:2023年8月30日 9時