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しばらく鍛錬を続けてから、無一郎くんは
私の隣に腰掛けた。
額には汗が浮かんでいて、髪の毛が張り付いている。
乱れた呼吸を整えるように、深呼吸を繰り返した。
『おつかれさま。これ使って』
私がハンカチを差し出すと、無一郎くんは
何も言わずに受け取り額の汗を拭った。
* * *
それからと言うもの、無一郎くんは毎日毎日
鍛錬を繰り返した。
気付けば彼の体は以前と見違えるほど、
鍛え抜かれている。
胡蝶さんは、ある日の鍛錬の様子を眺めながら
「時透くんの剣の才能は
と呟いていた。
『はい。これ』
「ありがとう、A」
聞きました!?みなさん!!!!
私の努力(?)がやっと
覚えてくれました!!( 嬉涙 )
無一郎くんは、私から水を受け取ると
一気に飲み干した。
「Aはさ…」
『ん?』
「どうして僕に構うの?」
最近の無一郎くんはよくこの質問を繰り返す。
『あぁ、それはね、無一郎くんのことが
大好きだからだよ。食べたいくらい好きだよ』
私は気付いたことがある。
無一郎くんに
通用しない、ということ。
それに、次の日には記憶を失っているので
変なこと言っても何も問題ないのだ。あはは…
『そうだ!無一郎くん!!今日の鍛錬終わったらさ、
久しぶりに町に行こうよ!』
「…良いけど」
『やった!ありがとう!!』
無一郎くんが鍛錬している間、私は
『今日はどこに行こうかな〜』と思考を巡らせていた。
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モフ猫 - 無一郎に会ってみたいー。私も無一郎になら誘拐されても許せる。 (6月7日 16時) (レス) @page36 id: f4a3fdd8a7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - 初コメ失礼します☺️ 無一郎くんの台詞アニメで早く聴きたかったので聴いた時倒れましたw破壊力半端ないですよね!? (5月13日 22時) (レス) @page38 id: f0267deeb3 (このIDを非表示/違反報告)
なっつん(プロフ) - わわ!!わざわざありがとうございます! (2023年5月6日 13時) (レス) @page29 id: 120242e6e5 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ……無一郎くんなら、誘拐してくれても全然いいよ!?(共感者求む) (2023年5月5日 19時) (レス) @page25 id: b75e9c1e96 (このIDを非表示/違反報告)
なっつん(プロフ) - 私もむいをおいたい、!((これからも頑張ってください! (2023年5月5日 11時) (レス) @page28 id: 120242e6e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海の藻さん | 作成日時:2023年4月26日 23時